ファンへの神対応

ファンへの神対応

 

 

先日の朝、僕がいつも通りに近所の海岸沿いを散歩していたときのことです。

海が見える散歩道までは段差になっているため、階段を上らなければなりません。僕がゆっくりと階段を上っていると、知り合いに似ている人が目の前でサイクリングしているのを見つました。

しかし、その人はサングラスをかけているため僕は本人なのか確信が持てず、もし本人ならば気づくだろうとじっーーと視線を送っていました。

 

 

 

すると、僕の視線に気づいたようで「ユウマコーチ!」と声をかけてきました。やはり、その人は、僕がコーチを務めるサッカースクールの生徒のお父さんでした。ここからはAさんと呼ぶことにしますね。

僕もAさんに「Aさん、おはようございます!」と返しました。

 

 

 

 

すると、Aさんはニヤニヤしながら「写真撮ってくれる?」と言ってきました。

ここで僕のブログを読んでくれているみなさんなら、すぐに分かると思うんですが、これは僕が先日投稿した「散歩中の侵入者」(散歩中に頼まれて何枚も写真や動画を撮らされた話)の話のフリなんですよね。

 

 

 

「写真撮って!」と頼んだ割にはAさんがスマホを渡してこないな、と僕は思いましたが、結局自分のスマホを構えました。

すると、Aさんは「違う、違う。ブログに書いてたじゃん」と言ってきて、僕はハッとしましたね。・・・そういえば、そんな事書きましたわ。しまった。

Aさんは笑いながら走り去っていきました。

 

 

 

Aさんはいつも僕のブログを読んでくれて、以前に近所のコンビニで偶然会ったときにも、「こんばんは」と笑顔で握手を求めてきました。

僕が普通に握手すると「挨拶はハグじゃないんだ!?」と残念がられてしまい、僕はまたまたハッとしましたよね。

これも僕のブログを読んでくれている人ならわかると思うんですが、「潤いすぎる苦悩。手汗ですけど、何か。」(手汗体質の僕が握手が嫌いだという話)のネタなんですよね。

 

 

 

 

これらの行動からわかるように、僕って普段はクソ真面目で、不意打ちを食らうとおもしろいリアクションが取れないんですよね。

この話をお笑い芸人で例えると、プライベートでファンに自分の持ちネタを振られたのに、ノーリアクションてパターンのやつですよね。

もっとわかりやすく言うと、「笑っていいとも!」でタモリさんが明日のゲストと電話で話していて、タモリさんの「明日来てくれるかな?」の振りに対して、明日のゲストが「いいとも!」ではなく「はい、いいですよ」と答えるようなもんなんです。

 

 

 

 

はっきり言って、死刑ですよね。

 

 

 

なぜそうなってしまうのか。僕がAさんからのブログネタの振りに対して、普通に答えてしまう訳を分析してみました。

 

 

 

僕って、ひとつのことで成功したら、もっと良くするにはどうしたらいいか考えたり、次のチャレンジ次のチャレンジだ、とひとつの成功に執着しないんですよ。満足したらそこで成長が止まってしまうんでね。

このような考えが頭にあるので、ひとつのブログネタが書き上がると、手法は記憶に留めつつ頭のメモリがいっぱいにならないように、ネタ自体は自然と削除されるんだと思います。

 

 

 

だけどやっぱり、僕のブログを読んでくれて、会った時に僕のネタで振ってくれる、そんなお笑い芸人のような人気者扱いされることなんてなかなか無いと思うんですよ。僕がファンと呼ぶのもおこがましいんですが、やっぱり自分のファンは大切にしないといけないですよね。

Aさんはブログネタを振ってくれる僕の唯一のファンなんです。

ですので、これからもしブログネタを振られたら、Aさんを楽しませるためにも、おもしろいリアクションを取れるように精一杯がんばりたいと思います。

 

 

 

 

このブログを読んでくれているみなさんも、もし現実世界で僕と出会ったらぜひ、ブログネタから何か振ってみてください。

僕、神対応できるようにがんばります!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

という話もきっと忘れると思うので、僕の死刑がほぼ確定しております。

そんな僕の対応は、結果的には塩対応(ファンに対してそっけない対応のこと)で、むしろ、ファンに僕への殺意を抱かせて死神を憑依させてしまう死神対応の方でしたね。

 

 

 

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