ホンデ

電子書籍を出版してみました

いわゆるセルフパブリッシングというやつですよ。     何について書いたかというと、韓国のハロウィンで韓国人やアメリカ人の友達とはしゃいだ旅の話なんですが……恥ずかしいラブロマンスな話もあるので、この場では語れません。気になった方は読んでみてください。 といっても、当ブログのハロウィンネタをまとめて、何度も何度も編集を重ね、小説風に書いてみたものですが。 タイトル『オレと一緒にフュージョ […]

クレイジーハロウィン第16話 最後のランチ

    最終日、またしても清掃員のノックで目覚めた。 「チェックアウトの時間ですよ」 「はーい、すぐ出ます!」 時計はすでに11時を回っていた。支度をしているうちに、初日のこの宿で出会った日本人の女の子ふたり、アイリとアヤカのことを思い出して連絡してみると、すぐにアイリから返事がきた。       『私達、今からホンデでランチする予定だけど、一緒に […]

クレイジーハロウィン第15話 続 韓国ロマンス

    焼肉屋の店内に入ると、明日は月曜日、いや、すでに月曜日、午前2時すぎだというのに、意外にもたくさんの客が入っている。韓国の人たちは、そんなに焼き肉が好きなのか。 店内は、エイミーたちと行った庶民的な若者向けの焼肉屋とは違って、壁やテーブル、椅子などは黒で統一されていて、高級な雰囲気を醸し出している。こんな高級そうな店へ来てオレの懐事情は大丈夫かと思いながら、ハナさんと席 […]

クレイジーハロウィン第14話 韓国ロマンス

    パブに入ろうとすると、入り口に立っていたセキュリティの男がオレの目の前に立ちはだかり、ショルダーバッグを指さした。どうやら持ち物を確認するらしい。 特に何も持ってないけどな、と思いながらカバンの中身を見せると、飲食物の持ち込みは禁止らしく、男はカバンの中にあった水のペットボトルを取り上げて、いけと通してくれた。       中へ入ると、明日 […]

クレイジーハロウィン第13話 パクさんとの再会

    エイミーと別れて切なさが残る中、この3日間の思い出に浸りながら電車に乗っているうちに、いつのまにか初日に泊まったシンチョンにあるゲストハウスにたどり着いていた。 ふと我に返り、親しみのある友好的なゲストハウスのオーナーのパクさん思い出して、またここにお世話になるのも悪くない、と思い階段をのぼってフロントにいった。       「こんばんは、 […]