大丈夫

【帆高、晴れるよ】小説天気の子 新海誠

    まず小説を読み、その後、レンタルされるまで待てないと思い、気がついたら映画館に足を運んでいました。   新海誠さんの作品は、小説では一人称(メインキャラクターのそれぞれの視点)、映画では三人称でストーリーが進んでいきます。   小説では、映画では伝えられないキャラクターの心境などの細かい描写があり、映画では、小説で伝えられない映像美があって、それぞれ […]

【圧倒的な喪失感】ダンス・ダンス・ダンス 村上春樹

    村上春樹さんの小説で、「風の歌を聴け」「1973年のピンボール」「羊をめぐる冒険」の続編ですが、前三作を読んでいなくても楽しめると思います。 前三作に比べ、主人公「僕」の行動範囲も物語の展開も大きくなります。その中で「僕」が体感する圧倒的な「喪失感」と「孤独感」。   読者である僕は主人公の「僕」に自分自身を投影してしまい、「僕」のあらゆる感情が感じられて、胸 […]