宮田珠己

日本全国津々うりゃうりゃ 宮田珠己

    宮田珠己さんの旅エッセイです。   宮田さんが日本各地を周って、ユーモアあふれる文体で紹介していくのかと思いきや、100%そうとは言い切れませんでした。   宮田さんの好きな海の生物を見るために取材そっちのけでシュノーケルしたり、パチンコやピンボールの話が出たりと、なんじゃこりゃ、という展開には笑ってしまいます。   かといって、そんな話ば […]

だいたい四国八十八ヶ所 宮田珠己

    四国にある空海ゆかりの88箇所の寺院を巡拝することを四国遍路、ということを、この本を読んで初めて知りました。   宮田珠己さんの四国遍路についての紀行文です。   歩いての四国一周を目指した宮田さんでしたが、歩きっぱなしというわけではなく、途中、宮田さんらしくカヌーやシュノーケルをして道草をくったり、足の指にできるマメに悩まされ続けます。   […]

スットコランド日記 宮田珠己

    爆笑エッセイでお馴染みの宮田珠己さんの日常を綴った日記です。   あの面白おかしい表現は、なるほど、凡人と違った宮田さん独自の着眼点から来ているのか。 それがわかっただけでも、この本を読んだ価値がありました。   執筆スピードはそれぞれ異なるようですが、ほとんどの作家と同じように、やはり宮田さんも多読でした。   『ハンパない観察+多読+鬼 […]

ときどき意味もなくずんずん歩く 東南アジア四次元日記 なみのひとなみのいとなみ 宮田珠己

    宮田珠己さんの本がおもしろい。   宮田さんの思考、発想、着眼点が独特で、脱力感あふれる文体が好きです。   宮田さんとは関係ありませんが、『ときどき意味もなくずんずん歩く』は、『52%調子のいい旅』の文庫版ということを知らずに購入してしまいました。   それも何か、宮田さんの仕業ではないかと思ってしまうのです。(罪をなすりつけて、すみませ […]

わたしの旅に何をする。 旅の理不尽 宮田珠己

    未だかつて、こんなふざけた旅の本を読んだことがない。     真面目な旅の本が好きな人には、おすすめしません。 ハプニングを笑いに変える著者の発想力、それをうまく読者に伝える表現力には驚かされました。   最初に『私の旅に何をする。』を読んで気に入り、すぐに2冊目の『旅の理不尽』を購入してしまいました。   私の電子書籍やブログを […]