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第67話 足裏タッチ

    特に踊るわけでもなく、しゃべりながらちまちまとお酒を飲んでいた僕たちは、人だらけのフロアにも飽きて、下の階に移動することにした。     下の階は、上のオシャレな木造デッキとは違ってコンクリートに囲まれ、カラフルなライトが点滅して怪しげではあるが、楽しそうな雰囲気を醸し出していた。スペースもあまりないのだが、人々はその中で所狭しと狂ったように踊ってい […]