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第96話 悶絶しそうなほどのバリマッサージ

    滝ジャンプに大満足した僕とリッキーは、ウブドへ戻るためにシンガラジャをあとにした。   辺りはいつの間にか夕暮れ時となり、暗闇が徐々に空を覆い始めている。 暗くなっての山道は視界が悪くて危険なので、僕たちはペースを上げた。しかし、夕日のわずかな光は山には届かず、視界が悪い。さらに、山では先程まで雨が振っていたらしく、路面が濡れている。状況は最悪だ。   […]