話題になった時期からだいぶ遅れましたが、読んでみました。
祖母の死後、祖父から実の祖父の存在を知らされた姉弟が、実の祖父、宮部久蔵について調べ始める。
太平洋戦争で凄腕のゼロ戦パイロットで、『妻と娘に会うまで死ねない』と臆病者と呼ばれても、執拗なまでに生に執着した宮部が、命を落とした理由とは。
読めば読むほど、宮部というキャラクターを好きになっていきました。
そして、衝撃のラスト。
読み始めたら、この本の世界に引き込まれて、気がついたら夜中まで読んでました。
この本は、公共の場で読むものではありません。読んだら絶対泣いてしまう本。
たくさんティッシュを用意してお読みください。笑
この本のおかげで命の尊さを改めて学ぶことができ、とても清々しい気持ちになりました(^^)