ジャーナリストであるジョシュア・フォア氏が全米記憶力選手権を取材したことがきっかけで、参加型ジャーナリズムを実践するため、1年間記憶力のトレーニングに励んで優勝するまでの軌跡を描いたノンフィクション。
『マインドマップ』でおなじみで、記憶力選手権の創設者のひとりでもあるトニー・ブザン氏や、超人的な能力を持つサブァンで、『僕には数字が風景に見える』の著者のダニエル・タメット氏が出てきたりして、脳や記憶に関する本を読み漁った人なら知ってるであろう人物も複数出てきたりして、おもしろい内容です。
車の鍵をどこに置いたか忘れる著者でも全米チャンピオンになれたんだから、記憶の仕方、脳の使い方をマスターしたら、記憶力チャンピオンまでいかないとしても、自分にだってできるはずだ・
えっと…何を覚えたいんだっけ?