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【意外なところから!】SUBARU R2 EN07(SOHC NA) デスビOリング交換 オイル漏れ修理

 

 

 

どうも、ユウマです。かれこれ10年くらい車イジリをしている素人です。

エンジンO/H以外のほとんどの整備を自分でやってきました。ゆくゆくはチューニングもですが、まずは自動車整備を極めることを目標にしています。(今のところ、板金は除く)

そして現在、「スバルR2 日本一周計画」進行中です。

 

 

前回、ヘッドガスケットを交換してから1番の燃焼室近辺からのオイル漏れはなくなったのですが、4番あたりからまだうっすらとオイル漏れの跡が見つかってしまいました。

「スバルR2 オイル漏れ」などでググってみましたが、検索結果はヘッドカバー(タペットカバー)パッキンの交換のやり方がほとんどで、なかなか目当ての情報が見つかりません。(ちなみに、僕は前回のヘッドガスケット交換時にヘッドカバーパッキンも新品と交換しています)

 

仕組みはほぼ同じだろうと、EN07エンジンが搭載された過去のヴィヴィオ、プレオやサンバーで調べると出てきました。

はい、デスビのOリングです。

 

R2にデスビはありませんが、昔の名残りでカムシャフトにデスビ用の溝があります。そして、そこにはフタがされていて、代わりにイグニッションコイルが取り付けられています。

 

 

豆知識として、デスビはカムシャフト連動して、機械的に点火時期を検知して点火します。一昔前まで使われていたシステムです。現在は電子制御です。カム角センサーやスロットルセンサーなど、さまざまなセンサーでエンジンの状況をコンピューターECUに伝えて、ECUがダイレクトイグニッションコイルや、イグニッションコイルとプラグコード(こっちも少し古いのかな?)に点火時期を指示しています。

 

 

とりあえず、デスビのOリングを交換してみました。

 

 

僕の車のスペック

平成16年式 CBA-RC1 エンジンEN07 SOHC(シングルカム) NA 5MT FF車

走行距離 25万キロ

 

準備するもの

・デスビOリング 純正品番 22176KA051 173円

・メガネレンチ12ミリ(角度付き)

・ラチェット

・ボックス10ミリと12ミリ

・エクステンション

・シールピック

・シリコングリス

・パーツクリーナー

 

 

 

作業手順

1.イグニッションコイルを外す

 

 

まず、プラグコード(エンジン側でもイグニッションコイル側のどちらも可)とイグニッションコイルのカプラーを抜きましょう

 

 

 

次に、赤◯の10ミリのボルト、矢印2つの12ミリのボルトを緩めます。

 

 

これでイグニッションコイルを固定しているブラケットが外れます。ボルトのネジ山が潰れかかっていたので、ネジ山修正しておきました。小さいことですけど、次に分解するときにボルトを折るリスクを下げられます。

 

 

2.カバーを外す

 

 

10ミリのボルト2本で止まってるだけです。

 

 

 

カバーを外した瞬間にオイルが出てくるので、ウエスなど敷いておくといいでしょう。僕はオイルを垂らしてしまいました。

カバーは、カムシャフトと同じ回転方向と逆の両方に動かしながら引っ張ると外れます。

 

 

3.新しいOリングをつける

シールピックで古いOリングを取って、カバーをパーツクリーナーで洗浄後、新しいOリングにシリコングリスを塗ってカバーにはめます。

 

 

 

 

ゴムが弾力性を失い、カッチカチになってました。

 

 

組み付けたら作業終了です。

 

 

まとめ

作業時間30分もかからないと思うので、ヘッドカバーパッキンを交換してもエンジンリア側(右タイヤ側ではなくエンジンルーム中央側)からオイル漏れしているようなら、ヘッドガスケット交換を考える前に(僕はこのOリングのことを知らずにガスケット交換しました)デスビOリングを交換してみるのをおすすめします。170円ですしね。

 

ちなみに、EN07エンジン(SOHC)のオイル漏れ修理するなら、ヘッドカバーパッキンとデスビOリング、カムオイルシール、クランクオイルシール(フロント側)、オイルパン(カムシールと前後するかも)、クランクオイルシール(リア側)ヘッドガスケットの順でやったほうが安く済むかと思います。

 

もちろん、僕みたいに全部自分でやるなら関係ないですけどね。おかげでヘッドガスケット交換できるようになりましたし。

 

 

いずれにせよ、上記に挙げた部分がオイル漏れで疑うべきところではないでしょうか。もちろん最初に目で確認してみてください。漏れてないのにオイル消費がある場合は、オイル上がりやオイル下がりの可能性があります。

 

オイル上がりならピストンリング(エンジン載せ替え、もしくはオーバーホールコース?)、オイル下がりなら(ちと高いであろうバルブステムシール交換)になります。

 

まあ、オイル上がりオイル下がりなら、高額な修理に出す前にワコーズのeクリーンプラス(約1800円)で洗浄して、スーパーフォアビークル(約2700円)を試してみるのもありだと思います。

 

 

 

 

最後に、内向型で好奇心旺盛な僕のバリでの冒険記の紹介です。

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