言わずと知れた世界的名作ですが、僕は初めて小説版を読みました。
ガリバー旅行記と同じ頃に出版された本書は、ガリバー旅行記の特徴である政治、社会批判と違って、宗教色が非常に濃く、主人公の信仰心が強烈に表現されていました。
今まで僕にとって「ロビンソン・クルーソー」といえば『児童書』というイメージでしたが、完璧に『大人向けの文学作品』の位置付けになりました。
著者の伝えたいこと、その当時の時代背景を想像して読むと、非常におもしろかったです。
もし僕が無人島に流れ着いても、この本を読んだことにより少しは生存率が上がってるから大丈夫…そう思いたいです。