以前に読んだ『ハムレット』に続き、僕にとって2作目のシェイクスピア作品でした。
率直な感想としては、ユダヤ人のシャイロックが最低な人間という位置づけで登場したことに強烈な印象を受けました。
これでもかというくらい、酷い言われようでした。笑
他にも、妻が変装して夫の「妻への愛」を試すという、男としてはドキッとするような場面もあり、見どころ満載です。
解説では、「ヴェニスの商人」が出来上がった背景にライバル劇団が存在することが語られており、こちらも読み応えがありますねぇ。
うむ、良き作品でした。