『デザインとは何たるか』
すでにアップルを退社しているジョナサン・アイブ氏ですが、彼の生い立ちからアップルでの大躍進をまとめたのが本書です。
ここ数年はあらゆる製品のデザインが似たり寄ったりになってきましたが、初代iPhoneやiPad、MacBook Airが発表された当初はかなり斬新なデザインでした。
といっても、僕がアップル製品に触れたのはiPhone5くらいからなんですけどね。笑
アップルが昔から一貫してずっとデザイン重視の企業だったかというとそうでもなく、その影響はスティーブ・ジョブズが経営復帰し、ジョナサン・アイブが入社した影響が大きい模様。
製品を箱から取り出すところからユーザーの体験をデザインしてるというのは驚きですよね。
どうりでアップル信者のユーチューバーたちがアップル製品の開封動画を投稿したがるわけだ。
iPhoneを箱から出す時、めっちゃ興奮しますもんね。
余分な機能、余分なボタンなどを省く、シンプルにすればするほど洗練されてくデザイン。
ジョナサン・アイブについてだけでなく、アップルの歴代の製品の開発秘話、アイブとジョブズにまつわるストーリーなど描かれていて、アップル好きにはたまらない話がてんこ盛りです。
アップル好きでなくても、ジョナサン・アイブのデザインに対する想い、アップルがいかにデザイン思考の企業に生まれ変わって大成功を収めたかという話はかなり参考になると思います。
デザイン、めちゃくちゃおもしろいじゃないか。
最後に、内向型で好奇心旺盛な僕のバリでの冒険記の紹介です。
『冒険で学ぶ人生のサバイバル術(上)(下)』、もしあなたが若い時にもっと挑戦するべきだったなと思っっているなら、ぜひチェックしてみてください。
Kindle Unlimitedで無料となっています。