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【復活なるか?】日産フィガロがエンジン不調!  スロットル洗浄、 IAAユニット洗浄&アイドリング調整、エアフロセンサー交換

 

 

どうも、ユウマです。

10年以上車いじりをしている僕は普段は愛車のスバルR2をカスタム・整備していますが、今回は友人に頼まれて日産フィガロの修理に挑戦します。

 

今回の整備メニューはタイトルの通り、スロットル洗浄、 IAAユニット洗浄&アイドリング調整、エアフロセンサー交換です。

症状はアイドリングのバラつきです。

 

まずはスロットル洗浄です。

 

スロットル洗浄

タービンからスロットルへ繋がるインテークパイプを外します。

4つのネジを緩めたら、両端の太めのゴムの部分を内側(縮める方向)にスライドさせます。

めちゃ固いかもしれないので、がんばってください。

 

 

 

次はスロットルワイヤー2本です。

他にも邪魔になるスロットルセンサーのコネクターや周りのゴムホースなど外しておきます。

 

 

 

次は6ミリの六角でスロットルボディ上部2本のボルトを緩め、共締めされているスロットルワイヤー固定ステーも外します。

 

 

次はスロットルボディ下側2本のボルトです。ここは角度がキツくて工具が入るスペースもありません。

ロング六角ビットソケットのボールポイントのやつがおすすめです。ていうか、これ以外は無理な気がします。

 

 

 

スロットルボディ下側についてるウォーターホースを外すと、スロットルボディが摘出できます。

 

 

スロットルボディ本体です。

バタフライって言うんすかね。元々はその部分にモリブデンコートなるものがコーティングされててアイドリングを微調整してるらしいんですけど、そんなものありませんでした。

気にせずに洗浄していきます。

 

 

エンジンコンディショナーをぶっかけてお掃除です。

 

 

 

掃除したら、エンジン側もスロットル側も張り付いているガスケットをスクレーパーで剥がします。

※ガスケットがぼろぼろ崩れるので、下にビニール袋を用意した方がいいかと思います。

 

 

 

 

 

 

日産で手に入れた新品ガスケット(かろうじて手に入りました。他の部品はほとんど出てないかと思います)を挟んで元通り組み付けて完成です。

 

 

 

 

IAAユニット洗浄&アイドリング調整

アイドリング調整の役割を果たすのがIAAユニットです。

 

右の調整スクリューがが基本のアイドリング調整用です。
真ん中が電気負荷に対応するアイドルアップソレノイドバルブの空気流量調整用。

左がエアコン負荷対応のFICD (ファーストアイドルコントロールデバイス)ソレノイドバルブの空気流量調整用。

 

 

アイドリング調整のやり方はライトなどの、電気類OFF、エアコンOFFの状態で左、真ん中のスクリューを閉めたのち、右側のネジでアイドリング850回転に調整。
次にエアコンONにして左のスクリューを緩めてアイドリング1000回転になるように調整。
次にエアコンOFFでライトONにして、真ん中のスクリューを緩めてアイドリング1000回転に調整。

 

がしかし、真ん中の調整スクリューを緩めても締めてもアイドリングが変化しません。

 

 

左側と真ん中の調整スクリューとソレノイドを摘出して洗浄しました。

 

 

 

こいつらも一応抵抗値測ったんですけど、肝心の抵抗値を示してくれてた記事が見当たりません。

右側の電気抵抗用のソレノイドが抵抗の規定値を外れてました。

だからヘッドライトつけてアイドル調整しようとしても変化しないのかなぁ……。

 

 

ヤフオク探しても部品が見つからないんで、元通り組み付けました。

それからエンジンをかけると、相変わらずアイドリングがバラついてます。

とりあえず普通に走れるか近所をテスト走行しようとすると……

まさかの、2千回転以上吹けない。

 

思わず叫びましたね。

 

 

 

なんて日だ!!!

 

 

それからさらに調べると、とても便利な機能を見つけることができました。

 

 

 

エアフロセンサー交換

僕はフィガロが30年前の車だと完全に舐め切ってましたね。

30年の車にもあるんですよ。自己診断機能が!

自己診断機能でエラーコードを調べれば、簡単に原因が特定できるではないか。

 

 

日産に整備マニュアルの自己診断機能とエラーコードの部分をコピーしてもらいました。

申し訳ないですが、このブログに載せられないんで日産に聞いてみてください。

 

とにかく自己診断機能では、エアフローセンサー死んでるよ、となっていました。

これも先に部品供給があるのか日産で調べるも生産中止となってました。ガスケットもね。

 

運良く動作確認できたものがヤフオクにあったので、すかさず落札しました。

写真右側です。

左のやつ、死んでるんだぜ。嘘見たいだろ。

 

 

 

エアフロセンサーASSYはインテークパイプとボルト4本で止まってるだけなので、説明は不要かと思います。

 

 

 

エアフロセンサーを交換してエンジンをかけると、相変わらずアイドリングが若干バラつきますが、無事に2千回転以上吹けるようになりました。

めでたし。めでたし。

 

 

安心した僕はこんな感じでテスト走行へ出かけ、その後、友人に車を返却しましたとさ。

愛車が元気になって友人はかなり喜んでました。てことは、前よりフィガロは前より元気になったってことだな。友人の喜ぶ顔を見て、こっちまで嬉しくなりました。

 

 

このフィガロをカッコよく撮影した動画もあるんで、フィガロオーナー様はチェックしてみてください。

やっぱフィガロっていいなー。

 

 

 

 

YouTubeではR2を使ってワイスピ風動画を作りました。また後日、改良版を制作予定です。

ワイスピ好きなら覗いてみてくださいね。

 

 

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最後に、バリ島で1日でバイクの運転を覚えた僕が書いた『とんでもないバリ島での冒険記』を紹介します。

雨の日の高速でバイク初心者が体験したアンビリーバブルなできごとありけり。

 

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