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みんな知らない「自信」についての驚愕の真実 「自信がない人は一流になれる」の原著を読んでみた

 

 

現代社会では、自信がある人ほど周りから信頼されますよね。

自信のない子どもに対しても、「もっと胸を張って自信を持ちなさい」なんて声をかけることありませんか?

 

僕はこれまでにノーベル経済学賞受賞者のダニエル・カーネマンさんの著書「ファスト&スロー」や「パーソナリティを科学する」を読んできて、世間での共通認識がいかに間違っているかをみてきました。

今回も自信についての科学的なデータをまとめたこの本を読んで、「自信」についての驚きの事実や破滅的なデメリットなどを知ったので、この記事を読むあなたの助けになればと思い共有させてもらいます。

 

 

 

※日本語版はこちらですが、絶版となっているためプレミア価格がついてしまっています。

 

 

さすがにこのプレミア価格に手を出せないので、750円の英語の原著をKindleで購入しました。(僕の英語は日常会話レベルなので、専門用語が多すぎて大変でした。勉強になりましたけども)

 

 

 

 

自信についての驚きの真実

本書が明らかにする自信のデメリットをみていきましょう。

 

1・自信がある人ほど自分の実力を過大評価する

たくさんの人を集めて事前に自信がどれくらいあるかインタビューして学力テスト受けてもらい、その後全員に自分の点数を予測してもらって、実際の点数とどれくらい差があるかを調べた実験があります。

その結果、自信がある人ほど実際の点数よりも大きく見積もる傾向が確認されたのです。

 

 

2・外見に自信がある人ほど性の初体験の年齢が低い。それに……

外見に自信があるティーンエイジャーほど性の初体験が早く、それに加えて避妊の知識に対して自信を持っている。

しかし、実際は避妊に失敗して望まない妊娠をしている確率が高かった。

 

3・自分の健康レベルに自信がある人ほど実際の健康レベルは低い

いつでもダイエットできると思っている肥満の人ほど、ダイエットの期間が長引く傾向にあり、いつでも禁煙できると思っている喫煙者ほど禁煙達成までの期間が長引く傾向にあった。

 

 

驚きの事実はまだまだありますが、この記事ではこの変にしておきますね。

ここまで読んで今のところ、え、じゃあ自信を持ったらいけないの、ってなりますよね。

しかし、そうではありません。じゃあどうすればいいのか、というのは後で述べるとして、自信のない人のメリットをみてみましょう。

 

 

自信がない人のメリット

自信がある人ほど実際の点数よりも大きく見積もる傾向があることを先に述べましたが、逆に自信がない人はどうだったのでしょうか。

実は自信がない人は予測と実際の点数が近かったんです。これは何を意味するのでしょうか?

 

自信がない人はセルフモニタリング能力(自分を客観視する能力)が高かったんです。

ということは、自信ががない人は自信がある人に比べて現実的なんですね。

でも自信がない人の中には、私なんかどうしようもないダメ人間なんだ、という悲観的な人もいます。

僕も時々こういった状況に陥ります。

しかし、対策を学んだらこっちのもので、それは大きな強みとなりスキルアップにつながっていきます。次項で紹介しましょう。

 

 

自信がないという強み

自信がない人はセルフモニタリング能力が高いことを述べましたが、では、それをどう活かしたらいいでしょうか。

人間は不安や恐怖に襲われると、本来、逃げるべきか戦うべきかという逃走闘争反応が本能的に起こります。進化の過程で引き継がれてきた自己防衛システムです。

 

誰でも嫌なことからは逃げ出したいはずです。そこをもう一つの闘争反応で対応してみましょう。

といっても、本当に戦うわけではなく、その目標を達成できるように練習したらいいのです。

 

例えば、跳び箱10段が飛べないなら、飛べるまで徐々に5、6、7、8段とレベルを上げて練習していけばいいのです。

その過程で自信はついてくるものです。

 

まだ読んでませんが、まさにこの本のタイトルの通りです↓

 

 

最初に自信を悪者扱いしてしまいましたが、ここで良い自信の定義を明かしましょう。

良い自信とは、努力した上で付属してきた根拠のあるものでなければなりません。

 

他人を判断する時の自信

ここまではあなたが自信があるかないかで話を進めてきましたが、では、あなたの目の前の人を判断する際にはどうでしょうか。

実は、自信のある人ほど信頼されやすい、という事実もあります。

しかし、注意すべきなのは「自信がある=能力がある」ではないということです。

もしあなたが企業の面接官だとしたら、相手が自信があるかで判断するのではなく、まずは経験や実績で判断しましょう。

それから、その人がもし自信があったとして、根拠のある自信なのかというのがポイントになりますね。

 

とはいえ、相手に与える第一印象は大事なので、面接などで相手に良い印象を与えたい、信頼してもらいたい時などは、自信ありげに振る舞うのも作戦ですね。笑

 

 

 

結論「自信はあとからついてくるもの」

性格の半分は遺伝子で決まることが科学的に明らかになっています。つまり、元々自信があるかないかは、性格によるところが大きいのです。

重要なのは自信があるかないかではなくて、能力があるかないかではないでしょうか。

ですので、自信があるかないかは世間が思うほど気にしなくていいですね。

 

ということで、効率が良い練習方法・勉強方法を学んでスキルアップしましょう!

 

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最後に、自信がない僕がバリの冒険から学んだ日常でも役立つサバイバル術をまとめた本を紹介します。

 

『冒険で学ぶ人生のサバイバル術(上)(下)』Kindle Unlimitedで無料となっています。

Kindle Unlimitedに入ってなくても、冒頭部分は無料で読めます。


 

 

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