今の時代、人それぞれの個性を尊重しよう、個性を発揮しよう、というわりにはオリジナリティ(独自性)が溢れているわけではなく、どこを見ても競争が当たり前です。
そこで競争を避けてオリジナリティを発揮するための方法を示してくれるのが、今回紹介する「ブルー・オーシャン戦略」です。
ブルー・オーシャンとは競争相手のいない未開拓の市場のことで、対するレッド・オーシャンはライバルがひしめき合う競争の激しい市場を指します。
内容的にはビジネス向けではありますが、ブログやYouTubeをやっている人にもかなり役立つものです。
なぜなら、もし今現在あなたのコンテンツが独自性の低いものだとしても、この本を実践していけば独自性を上げてオーシャン・ブルーを開拓できるからです。
つまり本書は、ブルー・オーシャンを開拓するためのコンパスです。
流れとしては以下の通りです。
・オーシャン・ブルーの概念を知る
・戦略ツールで他者と比較して自分の立ち位置を知る
・増やす、付け加える、減らす、取り除く、のアクションを起こす
・新たなユーザーにアプローチする
企業が取り組む場合は、このプロセスにさらに「組織内での説明、説得」も入ります。
突然大きな改革を行うと、規模が大きいだけに組織内で反発があって失敗する可能性があるので、このプロセスも企業にとっては重要項目になります。
改革を起こすにはまずは味方から説得して、全員の足並みを揃えて動くべし。
てな感じで、サーカスの常識を変えたシルクドゥソレイユや日本企業の例も出たりして、なるほどと思える部分が多かったです。
周りとの違いを生み出して競争しなくても輝きたいなら、本書はかなり役立ちそうです。
以下に、読んでるとブルーオーシャン戦略を理解しやすくなったり、関連する書籍をまとめました↓
独創性を発揮した人たちから学ぶ
自分が世界を変えれると思うくらいクレイジーなやつが、結局は世界を変えている。 スティーブ・ジョブズ 私は(もしくは私の息子・娘)は、天才じゃないからそんなことできるわけない。 &nbs ORIGINALS オリジナルズ 誰もが「人と違うこと」ができる時代 アダム・グラント - ユウマのドキドキ、ワクワク大冒険記 |
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再生回数の多いYouTube動画やバズるツイートなど、流行るものには『STEPPS』という以下の6つの要素があります。 Social currency(ソーシャル・カレンシー、社会的価値) なぜ「あれ」は流行るのか? ジョーナ・バーガー - ユウマのドキドキ、ワクワク大冒険記 |
あなたの熱狂的なファンを生み出すには
今はSNSで人が繋がる時代! なぜ人々は特定のアイテムや人など、ひとつの対象に熱狂するのだろうか。 この本では、世界一の投資家ウォーレン・バフェットの株主総会に集まる熱狂的なファンや、 【熱狂的ファンを生み出せ】ファンダム・レボリューション SNS時代の新たな熱狂 - ユウマのドキドキ、ワクワク大冒険記 |
他の分野からアイデアを得るために必須の考え方
最後に、日本では学べない大切なことをたくさん学べた僕のバリでの冒険記の紹介です。
『冒険で学ぶ人生のサバイバル術(上)(下)』、もしあなたが若い時にもっと挑戦するべきだったなと思っているなら、ぜひチェックしてみてください。
Kindle Unlimitedで無料となっています。