どうも、特定のジャンルにこだらずに乱読派のユウマです。いろんな視点からものごとを見れるようになりたいもんで。
てことで、最近読んだ3冊を簡単に紹介したいと思います。
予想通りに不合理 ダン・アリエニー
僕たちは常日頃、自分がする決断は大抵の場合、しっかりと自分で考えて合理的な方を選んでいると思いがちです。
しかし行動経済学が明かすのは、人間がいかに周りに影響されやすく、不合理な決断をしがち、ということです。
そんな行動経済学に関しての書籍で、ノーベル経済学賞受賞者のダニエル・カーネマンさんの「ファスト&スロー」と並んで必読なのが本書「予想通りに不合理」です。
人間はズルしないとは限らず、絶対にバレない状況だとズルしやすくなる、ということを示した研究など、人間は合理的ではなく環境要因などに影響されて行動や判断をするということを示してくれます。
著者のユーモラスな文体も相まって、楽しい行動経済学の世界に僕たちを引き込んでくれます。
これを読んで自分が間違った判断をしていないかなどの基準にしてみてはいかがでしょうか。
もちろん「ファスト&スロー」も必読です↓
アイデア・バイブル マイケル・マハルコ
ジェームス・ヤングの名著「アイデアのつくり方」ではアイデアが生まれるプロセスが解説されていますが、本書はアイデアをどうやって生み出すかという具体的な発想法が38個も紹介されています。
この本の使い方としては、まずは38個ある発想を知って、その中から自分の使いやすい2つ3つをピックアップしてその発送法を使って「考える習慣」を身につけるということ。
レオナルド・ダ・ヴィンチやアインシュタインなど天才と呼ばれた人たちは、一回考えてアイデアを生み出したわけではなく、考えたり、空想にふける習慣があったからこそ世界を変えるような創造物を生み出したのです。
クリエイティブなことをしたいのなら、以下のステップは避けて通れませんね。
①情報収集
②考える
③試す
④効果測定
⑤改良
いずれにしても、本書のいくつもの発送法があなたの思考の癖をぶっ壊して、新強いアイデアを生み出すのを助けてくれるはずです。
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冒険投資家ジム・ロジャーズ世界大発見
僕が自分の愛車で日本一周を目指すようになったキッカケである「冒険投資家ジム・ロジャーズ世界バイク紀行」の著者であり世界的な投資家であるジム・ロジャーズがその10年後に、車で達成した世界一周の話です。
ジム・ロジャーズは世界的な投資家だけあって、他の旅行記などとは全く違う投資家目線から見た世界各国が記されています。
前回の世界一周した1990年ごろから今回の旅の期間(1999年から2001年(9・11テロ以降も含む)に世界がどう変わり、これから世界がこうなっていくだろうという投資家目線の解説が見所です。
ちなみに、ジム・ロジャーズの投資手法は長期投資なので、その国がこれから経済成長すると判断したところに投資していきます。
その国の宗教(国教)や政治がその国の経済にどれだけ大きな影響を与えるのかというのを、ジム・ロジャーズの現地の人たちとの関わりから実感できます。
投資や宗教に関しての基礎知識がなくても楽しめると思いますが、あるとより楽しめると思います。
もちろん冒険譚としてのエピソードも盛りだくさんなので、終始飽きることのない一冊でした。
この一冊があなたの「世界を見る目」を変えるに違いありません。
宗教を大枠を掴むにはこれ↓
知ってましたか? 意識しないと気づかないかもしれませんが、僕たちの身の回りには宗教的なもので溢れています。 チャペルで結婚式を挙げたり、お坊さんを呼んで葬式を挙げたり、お墓参りをしたり、はたまたヨガをしたり。 結 世界5大宗教全史 中村圭志 - ユウマのドキドキ、ワクワク大冒険記 |
最後に、日本の常識が通用しないバリで生き延びた僕がまとめたバリでの冒険記の紹介です。
『冒険で学ぶ人生のサバイバル術(上)(下)』、もし興味があればチェックしてみてください。
Kindle Unlimitedで無料となっています。
※Kindle Unlimitedに入ってなくても、冒頭部分は無料で読めます。