人一倍好奇心が強い子供が大人になるとどうなるかの最高な例がこれです。
ノーベル物理学賞受賞者のリチャードファインマンさん、科学に興味のある人なら一度は聞いたことある名前かもしれません。
原子爆弾の開発を目指したマンハッタン計画やチャレンジャー号爆発事故の調査委員会であるロジャース委員会報告にも選出されました。
肩書きだけ見るとものすごいエリートな感じがしますよね。
しかし、エッセイを読む限りではエリートというよりかなり好奇心がいたずら小僧という印象です。
好奇心が強いゆえに権威ある人や権力者たちの発言をただでは信用せず、間違っていようものなら誰であろうと指摘したそうです。
好奇心が強いとなぜそうなるのかわかりますか?
それは答えよりも、その根拠や仕組みに興味があるからです。
例えば、僕たちは普段何気なくスマホを使っていますが、どんな仕組みで動いているのか考えたことありますか?
インターネットがどんな仕組みで機能しているのかわかりますか?
ここなんです。
好奇心が強ければこの部分が気になるんですよ。そもそもインターネットってどうやって発明されたの、写真や動画はどのように端末に保存されているの、などなど。
この3冊では好奇心が強いいたずら小僧であるリチャード・ファインマンさんが子供から大人になってどうなっていくのか、死ぬ間際のチャレンジャー号爆発事故の調査までがしるされています。
クスッと笑えるいたずら、えぇーと驚くような思考など大いに楽しめると思います。
ちなみにファインマンさんは子供のころ、どんな仕組みなんだろうとラジオを分解して組み立てているうちに修理の仕方まで覚えてしまって、周りの大人たちに修理を頼まれるまでになったそうな。
天才たちの研究でわかっているように、天才たちに唯一共通する性格が好奇心が高いということ。
好奇心は大人になっても鍛えられますし、子供に好奇心を育むような子育てができれば、自分自身や子供が大成功する確率も上がるかもしれません。
そのヒントがこのエッセイに散りばめられていると思います。
純粋に読み物としても楽しめてファインマンさんのことを好きになること間違いなしです。
好奇心にピンときたら読んでみてもいいかもしれません。
最後に、内向型だけど好奇心強めの僕が実際に体験した、ありえないことばかりが起こったバリでの冒険記の紹介です。
『冒険で学ぶ人生のサバイバル術(上)(下)』、もし興味があればチェックしてみてください。
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