【偉大な脳の進化】神は脳がつくった　E.フラー・トリー

 

 

どうも、ユウマです。

レオナルド・ダ・ヴィンチやアインシュタイン、ピカソなど歴史を変えるような、神をも恐れぬ創造性を持った歴史上の偉人たちの好奇心に憧れております。

 

今回はそんな、神をも恐れぬ創造性を鍛えるキッカケになるかもしれない一冊を紹介します。

 

 

 

今回こちらの一冊になります。

タイトルが信仰心のある人たちにはとても攻撃的ですけども、まあ要するに、人間の脳が遠い昔からどのように進化してきて、どのように神について考えるようになったのかを脳科学の観点からまとめた本になります。

 

今回はその中から以下の3点をピックアップしました。

・脳の進化の過程

・先祖崇拝

・神の出現

 

 

脳の進化の過程

僕たち人類のこれまでの脳の進化の過程というのは、子供が生まれてから脳が発達していく過程と同じだと言われています。

人類の脳は何万年もかけて進化してきたというのに、現在の僕たちホモ・サピエンスだと数年で済んでしまうんなんて、まるで映画「スピーシーズ」のエイリアンのシルが急速に大人の女性に成長していくみたいで驚きですね。

では、脳がどのように進化してきたかというと、以下のようなプロセスになります。

 

・より賢くなった

・自己認識できるようになった（赤ちゃんに鏡を見せても、それが自分だと認識できない）

・思いやりのある自己（死者を埋葬したりなど）

・自分が何を考えてることについて考える（メタ認知ともいわれてます）

・時間を意識するようになった

 

このプロセスの中で、先祖崇拝や宗教という概念が生まれていきます。

 

先祖崇拝

人類はある時期を境目に各地に散らばっていったのですが、おもしろいことに、世界各地で先祖崇拝が同時期に起こっています。

以前までは、死体が放置されたりただ単に埋葬されていたのですが、だんだんと死者の遺体とともに副葬品が埋葬されるようになりました。

これは、魂というものが存在して来世でも使えるようにと、一緒に埋葬されました。

王様など地位のある人が亡くなると、王に仕えていた人たちや動物なども殺されて、来世でも役立つようにと一緒に埋葬された例もあります。

僕たちは今の時代に生まれて、本当に良かったですね。こ、怖すぎる。

 

 

神の出現

農業革命後に何千人、何万人と人口が爆発的に増え始めると、これまでのようには統治できなくなりました。

そこで登場したのが宗教で、先祖の中の地位の高いものが神の地位に昇格したりしました。

これにより神がすべてを見ているということで、各個人の行いを統率しやくなったんですよねー。

 

それに政治と宗教は切り離せない関係らしく、長が時には神の権力（神の名においてなど）を利用することもあったそうな。

それから、神の名において、という大義名分のもとに侵略や戦争なども起こったりと、多大な影響がありました。

 

 

まとめ

普段、僕たちは人間は「特別な存在」だと無意識に認識しているかもしれません。確かに、地球上で他の動物と比較すると賢くて特別な存在なのかもしれません。

しかし、僕たちが洋服を着ておしゃれをするという行為などは、そもそも相手からどう見られているのかを考える、という脳機能がなければできません。

動物園のチンパンジーなどは、人間の子供が見ていようとお構いなしに交尾しますよね。

 

そういった、僕たちが当たり前だと思っていることに対して、疑問をもって調べてみると新しい知識が得られたり、新しい体験ができたりとより良い人生体験へとつながっていきます。

世の中の常識に疑問を持たれている方は、本書を一読してみると良いかもしれません。

 

 

 

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