どうも、ユウマです。かれこれ10年くらい車イジリをしている素人です。
エンジンO/H以外のほとんどの整備を自分でやってきました。ゆくゆくはチューニングもですが、まずは自動車整備を極めることを目標にしています。(今のところ、板金は除く)
そして現在、「スバルR2 日本一周計画」進行中です。
1、2年前の話ですが、ある日、高速道路を走行中に亀裂が入ったらしく、何かの拍子で突然フェンダーライナーのフロントバンパーの下側と合わさっている部分から轟音が聞こえてきました。
その原因は、経年劣化していたクリップが1つ外れたことにあったようです。フェンダーライナーの一部が高速の風で裂けて、ピラピラ状態になっていたようです。
プラスチックとはいえども、走行中に破片が飛んでは危ないので、その部分を引きちぎって新しいクリップで固定していました。その部分にはこんな風にポッカリと穴が空いていました。
こちらが正常な右フロント側。あ、クリップひとつ取れてる・・・
クリップで固定して数年は穴が空いたまま走っていたのですが、最近観たYouTubeの「ダウンフォース」についての動画で、整流がいかに大事かということを知り、作業しようと決心しました。
最近では、燃費が重要視されているエコカーでも、空力が燃費に影響するということで、フロア下に整流のためのアンダーパネルが標準装備される車種が増えてきました。
タイヤハウスに流れる空気も例外ではありません。ということで、今回はタイヤハウス内に取り付けられているフェンダーライナーを交換します。
準備するもの
・スピンナハンドル
・ラチェット
・ディープソケット 19ミリ、8ミリ
・クリップリムーバー
・プラスドライバー
・ニッパー
・ジャッキ(パンダジャッキも可)
・リジッドラック(ウマ)
10年くらい使ってるので、ジャッキがサビサビです。
作業手順
1.ジャッキアップする
タイヤを外さなくてもハンドルを切ってタイヤをずらせば作業できるかもしれませんが、タイヤを外したほうが作業しやすいと思います。
ジャッキアップする前にホイルナットを少し緩めて、ジャッキアップしてウマをかけたらタイヤを外します。
2.フェンダーライナーを外す
9個のクリップとサイドステップを固定している8ミリのボルト2個で止まっています。
まずはフロントバンパーの下側2個のクリップ
次はタイヤハウス内前側の4つ
次は真ん中の1つ
次は後ろ側3つのクリップと8ミリのボルト2つ
ボルトを外したら、こいつが落ちてくるかもしれません。なくさないように!
3.現実から目を背ける
フェンダー内にサビがない人は、この工程をスキップしても構いません。僕は大量のサビを発見したので、現実から背け・・・ずに、一応ホルツのサビチェンジャーを塗りたくっておきました。
4.新しいフェンダーライナーを取り付ける
解体屋で1000円で仕入れた中古のフェンダーライナーを取り付けます。
これで左フロントの空気の乱れが収まりますね。高速での安定性が増せばいいのですが。
新旧比較。左側が古いやつで右側がこれから取り付けるやつ。
外すときにほとんどのクリップがポキポキ折れていったので、新しいものと交換しました。日産とありますが、元々こいつと同じものがついていました。
すべての穴をクリップで止めてグラつきがないか確認したら、タイヤを取り付けて車を下ろし、ホイルナットを本締めして作業終了です。おつかれさまでした。
まとめ
ラジエターコアサポートやフェンダーのサビによって確実に死期が近づいてきてる僕のR2ですが、ボディ以外はベストコンディションで走りたいので、今回フェンダーライナーを交換しました。
所詮フェンダーライナーという樹脂製のパーツですが、純正でついているのでちゃんと意味があるのでしょう。
あなたのR2のアンダーカバーは割れていませんか? 交換しちゃいましょう。
追記 2019/6/2
高速道路を走ったときに違いがはっきりと出ました。
今までは、追い越しなどで時速100キロ付近に達すると、ハンドルに少し振動があり、フロントが不安定な感じがしていたのですが、フェンダーライナー交換後はハンドルの振動もなくなり、安定性が増しました。
効果絶大でした。
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