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【アイデアを生み出すプロセス】アイデアのちから チップ・ハース ダン・ハース

 

 

以前にメンタリストDaiGoさんが紹介していたアイデアについてのおすすめ本「アイデアのちから」を読んだので、僕が特に気になった点を3つほどまとめてみます。

 

 

1.より良いアイデアを生むプロセス

ある6つのプロセスを辿れば、クリエイティブな人でなくてもいいアイデアを生み出すことが可能です。

では、その6つのプロセスとは何でしょうか?

実は、答えは、あなたがアイデアに求める結果「成功(SUCCESS)」の中に出ていました。

SUCCESSとは、6つのプロセスの頭文字をとったものです。

え、一文字余ってる? 最後の2番めの「S」は省きますね。

 

SUCCESとは

S=SIMPLE・・・単純明快である

U=UNEXPECTABLE・・・意外性がある

C=CONCRETE・・・具体的である

C=CREDIBLE・・・信頼性がある

E=EMOTIONAL・・・感情に訴える

S=STORY・・・物語性

 

この6つのプロセスを経ることによって、単なるハンバーガーでしかなかったあなたのしょぼいアイデアが、ビッグマック以上にも強力なものとなり、周りの人に影響を与え、行動に移させることが可能となります。

 

 

2.人は知識を見せびらかそうとする

人は自分が持っている知識を相手に語り、自分がどれほど頭がいいのかアピールしようとします。しかし、この時に忘れてならないのは、相手はあなたではないので同等の知識、専門知識など知りませんがな。

そのことを踏まえて話さないと、相手は理解してくれないので、心動かされることはもちろんないでしょうね。

自分のアイデアを伝えるには、相手にアイデアが理解されることが大前提ですよ。

 

 

3.いいアイデアは何年も記憶に残り、行動を促す

アメリカのある小学校の先生が低学年の子供に「人種差別」について教えるクリエイティブな授業をしたことによって、20年経っても授業を受けたほとんどの人が覚えていて、「人種差別は悪い事」だという強い認識を持っていた。

 

低学年の子供に人種差別について教えるのは至難の業だ。そこでその教師は、実際に子供たちに差別を体験してもらおうと思った。

まず、クラスを「青い目の子」と「茶色の目の子」に分け、「茶色の目の子のほうが、青い目の子より優れていて偉いんだよ」と子供たちに話した。はっきりと区別がつくように青い目の子たちには首輪をかけた。

たちまち友情は崩れ、青い目の子たちは悪意に満ちた差別的な行動を取るようになった。

翌日、「先生は間違っていた。実は青い目の子のほうが優れているんだよ」と話すと、青い目の子たちは歓喜の声を上げ、たちまち立場は入れ替わった。

青い目の子たちよりも優れているはずだった青い目の子たちは、音読のスピードが落ちるという結果から見るように、学業にも影響を及ぼした。

 

この授業の10年後、20年後の調査によると、この授業を受けた子供たちは同年代と比べてはるかに差別意識が低かったとのこと。

 

このように、いいアイデアは彼女や彼氏との初体験のように心に強く刻まれ、その後の人生にも長く影響を及ぼす。

 

 

まとめ

あなたはクリエイティブではなく、新しいアイデアなんかあまり思いつかない人かもしれません。

ちょっと待って。あきらめたら、そこで試合終了ですよ。

アイデアが思いつかなくても、アイデアはそこら中に溢れています。あなたが思いつけないなら、ポケモンだけじゃなくて、アイデアも集めたらいいじゃないですか。

スマホだけじーっと見てないで、周りを見渡すと新しい発見があると思いますよ。頭使っていきましょうよ。

 

 

以上、アイデアのちからをちょこっとまとめてみました。かなりおすすめの本でしたね。

僕は中古の紙の本を購入しましたが、それでもKindle(電子書籍)のほうが安いみたいです。ぜひ、読んでみてください。

 

 

 

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