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ドライビングスキルを向上させるには アクセル編

 

 

前回のブレーキ編に続き、今回はアクセル編です。

車の運転といえば、やはり加速ですよね。どんなに運転が下手な人でも、アクセルを踏めば車は加速してくれます。

しかし、アクセル操作をONかOFFだけで考えているような人は、決してドライビングスキルは上達しません。

加速する際に発生する力を理解して、なめらか運転をするにはどのようなアクセル操作をしたらいいのか一緒に学んでいきましょう。

 

 

 

 

加速G

加速Gとは、車を加速させる際に発生する力のことです。

減速Gで助手席ヘッドが前のめりになったのとは対照的に、助手席の人の頭を後方へ押し付けようとします。

減速Gほどではありませんが、加速Gはアクセルを踏めば踏むほど強くなります。

なめらか運転を実現するには、なめらかなペダル操作(アクセル、ブレーキ、MT車はクラッチ含む)となめらかなハンドル操作が必須となります。

 

 

なめらかな加速の3つのポイント

それでは実際に、なめらかな加速をするための3つのポイントを見ていきましょう。

これで助手席の人に加速していることすら感じさせないことも可能です。

 

 

1.ゆっくり踏んでゆっくり離す

信号が青になるとブレーキを離して、ものすごい勢いで加速していく人がたまにいますよね。

あれはアクセル操作をONかOFFでしかできない人の典型的な例です。

加速は長い距離をかけて行いましょう。

例えば、60km/hに到達するのに5秒かけるのと、10秒かけるのとではアクセルペダルを踏む量に差があるのがわかりますよね。10秒かけて加速するほうが、5秒の加速よりも助手席の人への加速Gが少なくて済みます。

 

アクセルペダルを離すときも、急に離すのではなくゆっくりと戻します。

アクセルを急に戻すと、加速時にかかっていた力が一気に抜けてしまいますので、今まで後ろに押し付けられていた助手席の人が前のめりになってしまいます。

これは特に、MT車で1〜3速で走っているときに体感しやすい現象ですが、AT車やCVT車にも同じように起きている現象です。

アクセルはゆっくり踏んでゆっくり離す。しっかりと覚えておきましょう。

 

 

2.適切な車間距離を空ける

アクセルは加速するだけでなく減速するときにも使います。

前方の車と適切な車間距離を空けていないドライバーは、この機能を使うことはほとんどないでしょうね。

車はアクセルを緩めるだけで減速できますが、十分な車間距離が空けてなければ前方の車がブレーキを踏む度にこちらもブレーキで減速しないといけないため、この恩恵が受けられません。

燃費の悪化に繋がるし、渋滞の原因となります。(ゆっくりのスピードでも車間距離を空けて、なるべくブレーキを踏まない方が渋滞の原因になりにくい)

十分な車間距離を空けた上で、アクセルをゆっくりと緩めて減速(速度調整)することを覚えましょう。

 

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3.前方の車と一定の車間距離を保つ

アクセルワークのとっておきの練習法は、前方の車と一定の車間距離を保つこと。

前方の車と適切な車間距離を空けたら、アクセルペダルの微調整だけでその距離を保つようにします。この練習、簡単なようで結構難しいですよ。

これが当たり前にできるようになれば、アクセルワークがかなり向上していると思います。

 

 

まとめ

いかがでしたか。アクセルもブレーキと同じように早めの判断をしてゆっくりと踏んで離すことが重要です。

加速中にどれくらいの加速Gがかかっているのか自分の体で感じてみてください。

MT車以外の人は今回で講義終了ですので、ブレーキとアクセルワークの練習に励んでください。

 

次回はシフトチェンジ編です。

同乗者にMT車であることを気づかせないシフトチェンジの方法を紹介します。お楽しみに。

 

 

 



 

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