より楽しく、安全に、快適にドライブする方法

より楽しく、安全に、快適にドライブする方法

 

 

突然ですが、あなたが助手席にパートナーや友達を乗せて運転したときに、その人の頭や体がどらくらい揺さぶられているか意識したことはありますか?

減速するときに前のめりになったり、高速道路で車線変更した際に頭が大きく振られているかもしれませんよ。まるで、メジャーリーグ選手の首振り人形のように。

 

 

 

それはすべて、あなたの運転が急激な荷重移動を引き起こしているためです。

荷重移動とは、走行中に車にかかる荷重の変化のことです。

 

 

例えば、車の中にテーブルがあって、その上にボールがあるとします。ブレーキをかけるとボールは前に、加速するとボールは後ろに転がります。
カーブのときは、左折では遠心力で右へ、右折時はその逆の左にボールが転がります。

加減速、旋回の勢いが強いほど、ボールが速く転がります。つまり、助手席の人の頭をボールだとすると、激しく揺さぶられてしまいます。

 

 

そんな人が運転する車の助手席には座りたくないですよね。

 

 

そうならないためにも、普段から全神経を研ぎ澄ませて車の荷重移動を感じ取り、要点を抑えて運転すれば必ず快適で楽しいドライブになるでしょう。

軽自動車やコンパクトカーに乗っているあなたはチャンスです。高級車と比べると、コスト削減で乗り心地のレベルが落ちるので、荷重移動を体感しやすく訓練に最適です。

 

 

加速について

ではまず、加速から考えてみましょう。

大事なことはじわっと加速です。

あなたはアクセルを一気に踏んでいませんか?
アクセルの踏み具合を20段階に分けて、レベル1〜3でジワーッと踏んで、なるべく長い距離で加速しましょう。
自分の車がどれくらいアクセルを踏めば、どれくらい加速するのかをひとりで運転しているときに確認してみましょう。

5秒で60キロに到達するのと、10秒で60キロに到達するのとでは、当然ながら同乗者に伝わる車の勢いも変わってきます。

緩やかな加速が同乗者にとって快適であり、燃費走行にもつながるでしょう。

 

 

減速について

次は減速について。
急激なブレーキングは、同乗者を前のめりにしてしまいます。同乗者に恨みがあって、フロントガラスに頭突きしてほしいのなら話は別ですが、なるべく長い距離をかけて減速するようにしましょう。

早目にブレーキランプを点灯させることによって、後続車もあなたがブレーキすることが早目にわかるので、追突されるリスクも減るでしょう。

 

 

車間距離について

大事なことがもうひとつ。
走行中の前方の車との十分な車間距離です。自動車には車種によって差はあれど、アクセルを緩めるとエンジンブレーキが働き、多少は減速します。

十分な車間距離を取ることによって、アクセルを緩めるだけでスピード調整ができます。これまた、燃費走行に役立つでしょう。

 

 

時々、前の車との車間距離が異常に近く、何度もブレーキランプを点灯させている車を見かけます。
車のブレーキ性能を過信しすぎです。

いくらドライバーの反応速度が早くても、その車の制動距離より短い車間距離では、もし前の車が急ブレーキした場合、確実に衝突します。雨の日は、さらに制動距離が伸びるので、ジ・エンド。

 

 

 

旋回について

交差点での右左折前には、しっかりと減速し、ブレーキを離しながらハンドルを切っていきましょう。

車線変更時は、加減速と同じで、可能な状況ならなるべく長い距離を取って車線変更しましょう。
ハンドルを切る角度を小さく、直線に近い走行ラインを取ると、助手席のボールは……助手席の人の頭は、最小限の振れ幅で脳震盪を起こさずにすみます。

 

緩やかなカーブも80キロなどの高速域では、大きな力がかかります。その場合、アクセルを少し緩めながらコーナリングするだけでも、隣で眠るあなたのお姫様を起こす、という素敵な役割を遠心力に奪われなくてすみます。

 

 

 

まとめ

いかがでしたか。私はこの数か月間、いつもこれらを意識して運転してきました。
私の車は、MT車なのでシフトチェンジにも集中して、変速ショックの少ないシフトチェンジもあわせて訓練してきました。

 

その結果、初めて私の車の助手席に座った友達が、私の車がMT者である事に気づいたのは、ヒール・アンド・トゥ(MT車のドライビングテクニックで、通常よりもエンジン音が響きます)をしたときでした。

 

友達の友達でMT車を運転する人がいるらしく、その人の運転で助手席に座ると、体が激しく揺さぶられると言ってました。車で別のことしたんじゃないのか。笑

毎日の何気ない運転を意識することで、さらなるドラテク向上に繋がりました。

 

 

ただの移動時間であったつまらない車の運転が、ゲームのようにはまってしまうかもしれませんよ。