四国にある空海ゆかりの88箇所の寺院を巡拝することを四国遍路、ということを、この本を読んで初めて知りました。
宮田珠己さんの四国遍路についての紀行文です。
歩いての四国一周を目指した宮田さんでしたが、歩きっぱなしというわけではなく、途中、宮田さんらしくカヌーやシュノーケルをして道草をくったり、足の指にできるマメに悩まされ続けます。
四国遍路について知るだけでなく、時折入る宮田さんのギャグ、独特な視点からの考察には笑わずにはいられませんでした。
宮田さんの文章も好きだなぁ。