どうも、ユウマです。
前回、犬についての科学本を読んで犬が見ている世界に感銘を受けました。
そこから派生して、今回は「動物たちは喜びを感じているのか」というテーマの本書を読んでみました。
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進化論的に見れば動物たちは本能的に、生存に有利になるように合理的な行動を取る感情がないロボットのような生き物、と思われがちですが、本書が示すのは動物たちも喜びを求めて行動をしていると思えるような、観察や実験から得られた証拠です。
著者はそれを根拠に「喜び」自体も生存に有利になるために必要なものと考えています。
僕たちも趣味だったり酒やたばこ、性行為のように、楽しいから快感を得られるからこそ続けるものってありますよね。
今回は本書から僕が特に興味深いと思った以下の三点を取り上げてみますね。
・動物たちもめちゃくちゃ優秀
・動物たちの性事情
・動物たちのユーモアのセンス
それでは、知れば知るほどおもしろい動物たちの世界をほんの少しだけ、覗いてみましょう。
動物たちもめちゃくちゃ優秀
よく動物たちを「人間でいうと〇〇歳の知能」と例えたりしますね。それはナンセンスのようです。
動物たちの知能は人間の必要な知能とでは得意分野が違います。
例えば、イルカやコウモリのようにエコーローションと呼ばれる超音波によって物体の距離だったり地理を把握する能力があります。それって人間にはできないことですよね。
ある実験では、魚を入れた水槽に障害物を置いていって迷路のようにすると、何回かトライしたあとその魚は間違えることなく迷路をクリアできました。
この実験の意味するところは、魚は世間的に数秒しか記憶力がないと思われていますが、実はしっかりと記憶できていることになります。
上記のように人間だけがすごい能力を持っているわけではなく、動物界でそれぞれの種ごとに何かしら生存に有利な能力を持っています。
僕たち人間も、周りと違うからって悩まなくていいし、自分の得意なことを知ってその分野で力を発揮したらいいということを動物たちから学べますね。
自分を知るにはこの本がおすすめ↓
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どうも、ユウマです。かれこれ10年くらい車イジリをしている素人です。 エンジンO/H以外のほとんどの整備を自分でやってきました。ゆくゆくはチューニングもですが、まずは自動車整備を極めることを目標にしています。 そ SUBARU R2 OBDⅡ ELM327 故障診断機とCar Scanner(iOS)の使い方 - ユウマのドキドキ、ワクワク大冒険記 |
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動物たちの性事情
日本人は他国より宗教的な人は少ないと思いますが、人類の共通認識として「人間は動物とは違った特別な存在」というのが意識していなくても頭の片隅にあるじゃないですか
それゆえ、「倫理」とか「法律」とか人間にしか適用されないルールがありますよね。
動物の性事情を知ったら、そんな常識は吹き飛んでしまうかもしれません。笑
以下に動物の驚くべき性事情をピックアップします。
・ボノボはキスもするし、正常位もするし、オスメス共に相手の性器を舐める
・自慰行為をする動物もいる
・交尾の時間はミンクは8時間、ガラガラヘビは23時間
・レズ、ゲイなどの同性愛もある(セイウチだったかな。一生メスと交尾できないからとオス同士でヤるパターンありけり)
・鳥類ではパートナーのオスが留守の間に浮気をするメスがいる。逆もまた然り。
・妊娠していても交尾する種も存在する
まだまだびっくりする動物の性事情はたくさんありますが、このへんで。
視野を広げてみると、人間と共通する性行為をする動物は存在しますし、むしろ人間よりもお盛んな種も存在するわけです。
こういった観察れた行動から、動物たちも性行為を楽しんでいる可能性が高い、と著者は主張しています。
動物たちも性に奔放なんですね。笑
性行為をアカデミックな点から見れてめちゃくちゃおもしろい本たち↓
エロ本や官能小説だと思ったそこのあなた、ド変態ですね。笑 僕はもちろん、この本がエロ系ではないとわかっていましたよ。めっちゃアカデミックな話です。 ヒトヒトの実を食べたオオカミである僕たち男性は…… セックスはなぜ楽しいか ジャレド・ダイアモンド - ユウマのドキドキ、ワクワク大冒険記 |
『不倫、自慰行為、同性愛にも子孫繁栄の観点からすると重要な意味がある』 上記に挙げた3つは何も人間に限った話しではありません。 他の哺乳動物でも確認されています。 この本では僕たちの性 精子戦争 ロビン・ベイカー - ユウマのドキドキ、ワクワク大冒険記 |
進化心理学がおもしろい! なぜ男性は浮気性が多いのか。 なぜ自爆テロ犯はほぼ例外なくイスラム教の独身男性なのか。 なぜ犯罪者は男性だらけなのか。 なぜロリコ 進化心理学から考えるホモサピエンス - ユウマのドキドキ、ワクワク大冒険記 |
動物たちのユーモアのセンス
人間だけが相手を笑わせたりいたずらしたりと、ユーモアのセンスがあるように思いがちですが、動物たちも悪戯好きだし、ユーモアのセンスを持っています。
例えば、イルカは水面近くのカモメの足をくわえて引っ張って驚かせて遊ぶことがあります。
そのほかにも、動物園のチンパンジーが周りの人に糞を投げつけて笑っているといったのもわかりやすい例でしょう。
犬がボールを咥えて主人に持ってきて、主人が取ろうとすると届かない場所まで下がる、といった行動もあったりしますね。
人間だけがしょうもない悪ふざけをするわけではなく、動物たちもふざけまくってます。
彼らの行動を知れば知るほど親近感が湧いてきます。
まとめ
この記事でピックアップしたのは本書の本の一部でしかありません。
ほかにも、アル中で死んじゃう動物や自然界の麻薬でハイになる動物、他種間で交尾する動物もいます。
本書を読みながら思わずクスッと笑ったり、えぇって言いたくなるような事実も多々あります。
確実に読む人の世界観を変えてくれるでしょうね。
何かしらペットを飼っている方、動物が好きな方にかなりおすすめの本ですね。
最後に、アルゼンチンでの飼い犬との格闘の話も含まれる、ストレスを吹き飛ばすクスッと笑える話が盛りだくさんの「ワロタwww」をぜひチェックしてみてください。
Kindle Unlimitedで無料となっています。