これまで約2年、合計180時間以上の呼吸瞑想を続けてきた僕ですが、次のステップに移るために本書を読んでみました。
ヴィパッサナー瞑想について
タイトルにある「ヴィパッサナー瞑想」とは観察瞑想のことで、頭に思い浮かぶ思考や自分が感じ取っているものを観察し続けるというものです。いわゆるメタ認知ってやつですよ。
例
あ、今僕は「今日のランチは何食べようか」と考えているな。
今、自分の犯したミスに後悔しているな。
などなど。
こういったことに気づけるようになるには(メタ認知を鍛える)、本書が解説するヴィパッサナー瞑想が手っ取り早いわけですよ。
瞑想はいろんな方法があってどの瞑想も効果はだいたい同じですが、ヴィパッサナー瞑想が他の瞑想テクニックと違うところは「創造性アップ」の部分です。
参考記事
瞑想って本当にいいの? 脳の中で何がおきているのか究明してみた/lifehacker
本書が解説するヴィパッサナーの流れ
本書で解説している流れを簡単に説明すると、
1・サマタ瞑想をする
2・ヴィパッサナー瞑想をする
3・呼吸と共に日常生活を体験する
慣れるまでは瞑想を始めて10分から15分くらいは絶えずいろんな思考が沸き起こるので、呼吸瞑想で自分の思考に気づき、つまり呼吸から注意が逸れたことに気づき、再び呼吸に注意を向けるようにします。
それに慣れてくると、思考がだんだん治ってきておだやかになってきます。その状況になると、周りの自然音だったり、自分の足のしびれ、かゆみなどの触覚や聴覚から感じるものだったり、時々沸き起こる思考を一歩引いて観察します。
そして最後のステップが、瞑想は座るだけが瞑想ではなく、日常でも一歩引いてものごとを観察することで瞑想するといもの。その時のきっかけが僕たちが欠かさず常にしている呼吸で、それに呼吸に注意しつつ、あらゆることを体験していくというもの。
感想
日常で僕たちは感情的、衝動的になって行動することが多々あります。しかし、それが必ずしも自分にとって良い結果をもたらさないこともしばしばですよね。
瞑想することによって自制心や集中力が高まり、そういったことを防げるようになります。
それが科学的にも証明されてデータが多いので、今すぐ始めるべきですね。
古くは、あの最強の大剣豪の宮本武蔵の「五輪書」に自分で実践し、経験したことを通して瞑想的要素がまとめられています。
現代では、認知行動療法などの心理療法でも瞑想的な考え方が取り入れられています。
あのグーグルも取り入れていますし、それだけ社会に認められているってことなんですねー。
1日数分からできるしお金もかからないんで、まじでやるっきゃない。
ヴィパッサナー瞑想について詳しく知りたい方はこちら↓
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