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【自信についての大きな間違い】自信がなくても行動すれば自信はあとからついてくる ラス・ハリス

 

 

自信がなくても行動すれば自信はあとからついてくる

認知行動療法のACT(アクセプタンス&コミットメントセラピー)を一般人でも使えるように示した名著「幸福になりたいなら幸福になろうとしてはいけない」「相手は変えられないならば自分が変わればいい」の著者ラス・ハリスさんの新刊です。

 

以前に自信についての記事「みんな知らない「自信」についての驚愕の真実 「自信がない人は一流になれる」の原著を読んでみた」でも書きましたが、世間一般で言われているような「自信を持ちなさい。そしたらうまくいくから」は誤りであることが研究で明らかになっています。

ポジティブ思考も全面的に信頼していいわけではありません。効果がある部分とむしろ悪い効果をもたらすこともしっておくべきかと。

 

参考記事: ポジティブシンキングで人生をムダにしないための5つのポイント

 

 

人間のネガティブな感情は生きる上での戦略でした。

狩猟採集民時代に、もし草むらで何か物音がしたとして、ポジティブ思考で『風のせいに違いない。なんと美しいんだ』と思っていては、サーベルタイガーに襲われてしまうかもしれません。

ACTは、そのネガティブな感情を受け入れて上手く付き合っていこう、そして、人生をより良いものにしていこう姿勢です。

 

 

いまに集中する」というマインドフルネスのスキルが必須となるので、瞑想をやっている人や瞑想の考え方を知っている人は読みやすいと思います。

あ、瞑想といっても、スピリチュアル系の本とかで言われてるような怪しいやつではなくて、正当派の瞑想の話です。

 

あわせて読みたい↓

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実践ヴィパッサナー瞑想 呼吸による癒し ラリー・ローゼンバーグ - ユウマのドキドキ、ワクワク大冒険記

 

「どうせ僕には才能がないんだ」「どうせ失敗するだろう」といったネガティブな感情をないがしろにすると逆効果。

それらをうまく対処する方法を学んで、行動力を削ぐ問題を解決します。

 

 

それから練習に取り組んでいこうっていう話です。

自信をつけるには、結局は練習しかないんです。

 

本書で学んで、練習を妨げるネガティブな感情に対処していきましょう。

 

 

 

 

少ない時間で最大の成果を!天才たちから学ぶ効率の良い練習法↓

    この本の著者アンダース・エリクソンは心理学者で、超一流の人たちは超一流になるまでに1万時間練習しているというマルコム・グラッドウェルの「天才! 成功する人々の法則」に出てくる「1万時間の法則」の元となった研究をし
【読書】超一流になるのは才能か努力か? アンダース・エリクソン - ユウマのドキドキ、ワクワク大冒険記

 

もっとACT(認知行動療法)について知りたい人はこちら↓

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幸福になりたいなら幸福になろうとしてはいけない ラス・ハリス - ユウマのドキドキ、ワクワク大冒険記
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相手は変えられないならば自分が変わればいい ラス・ハリス - ユウマのドキドキ、ワクワク大冒険記

 

最後に、マインドフルに学びまくった僕のバリでの冒険記の紹介です。

『冒険で学ぶ人生のサバイバル術(上)(下)』、もしあなたが若い時にもっと挑戦するべきだったなと思っているなら、ぜひチェックしてみてください。

Kindle Unlimitedで無料となっています。

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