プロパガンダ:広告・政治宣伝のからくりを見抜く
- 2020.04.07
- 知識の宝物庫(読書記録)
- プロパガンダ, 大衆扇動, 影響力, 社会心理学
僕たちは毎日、テレビや雑誌・新聞、SNSで数えきれないほどのニュースや広告を目にしている。
それが、権力者たちが僕たちを一定方向に誘導するためだとしたら、僕たちが無意識に誘導した方向に行動しているとしたら、怖くないですか?
そう、それが『大衆扇動』なんです。
この本は、政府や企業などがどのような手で大衆扇動しようとしてきたかを解説している本です。
大勢の人が取っている行動が正解じゃないこともありますよね。
その時には、自分で情報を集めて、自分の頭で考える必要があるのではないでしょうか。
この本は、そのヒントになるかもしれません。
最後に、ナチスの宣伝相ヨセフ・ゲッベルスによる、興味深い言葉を。
以下、本より引用ーーーーーーーーーー
人びとの心理を理解し、また十分に反復しさえすれば、四角が本当は円であると証明することは不可能ではない。
結局、四角や円とはいったい何なのか。それらはたんに言葉であり、言葉というのは、偽装した概念をそれに纏わせるようにして作り上げることができるのである。
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Author:Yuma 投稿一覧
沖縄出身。元民泊オーナー、サッカースクールコーチ、英語通訳、自動車整備DIYオタク、観光案内、電子書籍作家、冒険家。肩書きよりも経験が大事。
人生一度きり、とりあえずやってみる派。
このブログでは、僕のこれまでの海外での体験や、日常でのちょっとしたおもしろいこと、読書記録、挑戦や実験の記録をシェアします。
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