【自分のメンタルを死守せよ】他人を攻撃せずにはいられない人 片田珠美

【自分のメンタルを死守せよ】他人を攻撃せずにはいられない人 片田珠美

 

 

どうも、ユウマです。

心理学系の本を読みまくったおかげで、さらに人間のおもしろい部分を発見していってます。

 

というわけで、前回の「結局、自分のことしか考えない人たち」に引き続き、今回もヤバい人たちについての本を紹介します。笑

 

 

 

 

今回紹介するのはこちらです。

 

 

 

他人を攻撃してくる人の心理や、なぜ攻撃するのかといったメカニズムを具体例をもとに解説した本です。

結局、自分のことしか考えない人たち」と一緒に読むことで、さらに自己愛性パーソナリティ障害について理解が深まると思います。

そして、自分の身を守る可能性を高められると。

 

今回は以下の3点をピックアップしました。

・あなたの幸せが許せない

・他人を攻撃する理由

・攻撃の回避方法

 

 

 

あなたの幸せが許せない

攻撃してくる人の中には、あなたが知らないうちに密かに攻撃してくる人もいます。

これをカバートアグレッションといって、隠れた攻撃という意味です。

 

カバートアグレッションの人の攻撃の仕方の一例がこんな感じです。

Aさんが仲が良いと思っていたBさんに、最近、彼氏とうまくいってないといったことを話したら、その後さらに彼氏との関係が悪化してついに別れたという話があります。

この話には続きがあって、別れてまもなく、その彼氏が悩みを打ち明けたBさんが付き合ってたという話。

 

実は、その友達が周りにAさんが彼氏と別れそうと話を盛って言いふらして関係を悪化させたのち、Aさんと彼氏がうまくいってないうちにBさんが彼氏に猛アタックしていたのでした。

 

このように、あなたが知らないところで話を歪めて言いふらしたり、悪い噂を流してあなたを不幸に陥れます。

なぜなら、攻撃的な人にとって「他人の不幸は蜜の味」だからです。

 

幽霊よりも恐ろしや。

 

 

他人を攻撃する理由

攻撃的な人が他人を攻撃する理由のひとつが、ズバリ、自分の責任を押し付けるためです。

ミスを指摘すると、キレたり、話をそらしたりする人がいますよね。

 

彼らは投影という方法で他者に責任を移す(投影する)ことで、自分の精神的ダメージを避けているのです。

なぜかというと、大抵の場合、攻撃的な人はミスなどによる精神的ダメージに対しての対処方法を幼少期に学べなかったからです。

これは親自身が自己愛が強かったり、育児放棄されて育ったことに起因します。

彼らは本当は打たれ弱いんです。

 

ですので、攻撃されても相手の怒りに同調するのではなく、まだ精神的に未熟な人なんだなと思うことで、こちらの精神的ダメージを減らせるでしょう。

 

 

このクソガキめ。

 

と心の中で3回唱えると大丈夫です。

声に出さないように、注意してくださいね。あなた、死にますよ?

 

 

 

攻撃の回避方法

相手の精神構造がわかってしまえば、相手が打ち込んだ弾丸の軌道が見えるようになったみたいなもんで簡単です。

相手のミスを自分のせいにしてきたら、はっきりと否定をしてそれ以上関わらないことです。

攻撃的な人はすべてを自分の思うがままに支配したいということもあります。

 

例えば、束縛しようとする彼氏、彼女だったりと、やたら批判してくる会社の上司だったりと。

そんな場合は、相手が変わってくれると期待してはいけません。

会社の上司の場合はなるべく関わらないようにする、恋人の場合は、なるべく早く別れることが最善策です。

 

 

 

まとめ

尊師の兵法という中国の有名な本で「己を知り、相手を知れば百戦危うからず」という言葉があります。

つまり、自分と相手をよく知れば負けることはない、ということです。

世の中には、サイコパスやナルシスト、マキャベリストといった、関わると自分が不幸になってしまう性格特性の人たちが一定数います。

彼らには自分優先で共感力がないので、何を言っても無駄な場合がほとんどです。

 

街中で刃物を持った不審者を見かけたら距離をとって避けるように、攻撃的な人からを避ける、無理ならうまくかわす術を身につけなければなりません。

 

その手段のひとつがこういった本を読んで、理解することです。

精神的な護身術を身に付けたい方は、読んでみてもいいかもしれません。

 

 

幸運を祈る。

 

 

 

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