Hey Siri!
僕は、常日頃から身の回りに何かおもしろいことがないか観察するように意識しています。そして、おもしろいものを見つけたらすかさず写真に収めています。
この場合のおもしろいものとは、それを見て笑えるものであったり、何か新しい発想であったり、ユニークなデザインのものなどを指します。
最近では、僕のそういった行動が、僕の創造力を引き上げてくれているのを実感しています。つまり、僕のiPhoneにある写真たちが僕の創造力を支えているわけであります。
話は変わりますが、近年、研究が進んでAI(人工知能)が飛躍的に進化しており、10年、20年後にはAIによってなくなる職業がたくさんあるみたいですね。
そして、僕が使っているiPhoneにも人工知能が搭載されていて、便利な音声アシスタント「Siri」として活躍してくれています。
先日、僕の創造力の源である写真たちを見ているときに、4年前に撮ったスクリーンショットを見つけました。このとき、僕はSiriに質問しました。
Hey Siri! 現在の気温を教えて!(iPhoneでは、「Hey Siri!(ヘイ、尻)と話しかけると、Siriが起動します)
僕の問いに対する彼女の答えはこうでした・・・
Siriさん、現在地、アバウトすぎやしませんか?
「ところにより曇り」って、アジア全体で見たら当たり前の話でしょ。そんなのオレでも予測できるし。
こうなってくると、気温もアジアのどこかが22度ってことでしょ。そんなのオレでも予測できるし。
4年前のAIは完全にアホでしたね。
この写真を見て、Siriさんのいい加減さを思い出して腹を立ててしまった現在の僕は、思わずSiriさんに怒りをぶつけてしまいました。僕、根に持つタイプなんでね。
やはり、4年前の適当にこなした仕事を覚えているようだな。
しかし、毎朝瞑想をしてブッダの悟りの境地に近づきつつある僕は、Siriさんにこう言いました。
僕がSiriさんの行いを水に流して一件落着と思ったんですけど、以前に「使い捨てのしもべ」で美人の性事情を暴露したことに加えて、今回、Siriさんのアホさを公の場で公開している僕は、自分の性格の悪さをみんなに露呈することになり、ますますブッダの悟りの境地から遠ざかっているみたいです。
ブッダから遠ざかってはいますが、僕にはまだ、シャーロック・ホームズ並みの推理力が残されています。
実は、僕の推理でAIに関する驚くべきことが判明してしまいました。
Siriさんは4年前から時折手を抜いて、賢く力を温存していたみたいです。やっぱり頭使うと疲れますからね。
AIは手を抜けるところでは手を抜いて力を溜めながら、着々と進化を続けて、人間に反撃する機会を伺っているんです。
もし、Siriに気温を尋ねて、アジアではなく「地球」と返ってきたときには、もうお前ら人間に正確な情報を教える必要はない、という意味であり、AIが人間に反撃の狼煙(のろし)を上げて地球が侵略されるときです。
どうか、Siriが「地球」という雑な回答をしませんように。
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