【アイディア製造マシーンへの道】クリエイティブ・シンキング入門 マイケル・マハルコ
以前に紹介した大黒達也さんの「AI時代に自分の才能を伸ばすこと」にあるように、これからの時代はAI(人工知能)が今まで人間が行なっていたあらゆることをこなして、人間の仕事が減っていきます。
しかし、AIにも苦手な分野があり、そこが僕たち人間の一番の強みであるわけです。
それが今回紹介する本のテーマである「クリエイティビティ(創造性)」です。
アインシュタインの名言で「常識とは18歳までに身につけた偏見の塊である」とあります。
僕たちは常日頃、常識で凝り固まった思考の枠組みでものごとを考えています。
しかし、その枠組みの外で考えないことにはクリエイティビティを発揮できません。
本書では豊富な事例を紹介しつつ問題を解いていきます。
そこで僕は思い知らされましたね。僕の思考がいかに冷凍肉のようにカチンコチンになっているかを。
アイデアのつくり方などで紹介されているように、アイデアができあがるプロセスははっきりしているんです。
しかし、それを具体的にどう考えればいいのか、という思考法まで教えてくれるのが本書です。
以下のような感じです。
・ものごとを別の角度から見てみる
・全く別ジャンルのものどうしを組み合わせてみる
・ものごとを真逆に考えてみる
・そのものごとに類似するものや事象がないか考えてみる
・その物体に自分自身がなったことを想像してみる
などです。
アインシュタインが「空想は知識より重要である。 知識には限界がある。 想像力は世界を包み込む」という名言を残したように、「もし光の速さで自分が動いていたら光は止まって見えるだろうか」ということを空想し、それが特殊相対性理論の下地になったそうな。
大抵の人が、大人になってからというもの、妄想することが子供の頃より減ってますよね。
しかし、空想、妄想、想像、言い方はなんでもいいですけど、それが実はクリエイティブ・シンキングには欠かせません。
僕たちは子供の頃は誰でもクリエティブだけど、大人になって想像しなくなり、創造性が失われていきました。
しかし、本書を読んでクリエイティブ・シンキングを習慣にすれば、きっと、今まで誰も思いつかなかったことを創造できるはずです。
僕はそう信じたい。
偉人たちがどのように世界を変えるアイデアを思いつくに至ったかという部分だけでも、かなり知的好奇心が満たされる本でした。
さて、僕も妄想リミッターを解除しますわ。その時の僕の表情は18禁ものかもしれないんで、もし街中で会ったらスルーしてくださいね。
創造性に関するおすすめ記事↓
独創性を発揮するにはこれ
アイデア関連本といったらまずはこれ
天才を超える唯一の思考法
万能の天才から学ぶべし
こんな感じでインスタやツイッターで読書関連の最新情報を発信しているので、フォローよろしくお願いします。
この投稿をInstagramで見る
この本おもしろかったぞ!
『自分のことは自分が一番知っている』は間違い。
人間はデフォルトで自分の能力を実際よりも高く見積もってしまいがち。
現在の正確な立ち位置を知り、目標達成を加速させるためにも『自己省察スキル』は必須。
ブログにまとめました↓https://t.co/6eL0prBP0Z pic.twitter.com/5d5EMgWYbO
— Yumaユーマ@日本中を周るR2-D2号製作中 (@yumaadventure) April 11, 2021
僕の好奇心を発揮するYouTubeチャンネル『Yuma’s LIFE』もよろしくお願いします。
最後に、創造力を刺激されまくった僕のバリでの冒険記の紹介です。
『冒険で学ぶ人生のサバイバル術(上)(下)』、もしあなたが若い時にもっと挑戦するべきだったなと思っっているなら、ぜひチェックしてみてください。
Kindle Unlimitedで無料となっています。
-
前の記事
【少ない時間で効率よくスキルを身につける】超一流になるのは才能か努力か? アンダース・エリクソン 2021.05.13
-
次の記事
みんな知らない「自信」についての驚愕の真実 「自信がない人は一流になれる」の原著を読んでみた 2021.05.28
コメントを書く