第22話 ミッションを与えよう
ビアンカが帰る数日前の午後、オレとゆうやはマルセロに呼び出されてホテルの1階のレストランに座っていた。 マルセロが真剣な面持ちで話し始める。 「ゆうま、ゆうや、お前たち2人に頼みがあるんだ。ビアンカと一緒にマレーシアに行ってくれないか?」 マルセロはオレたちに、バリ島で見つけることができなかったカメラの部品をマレーシアで探して購 […]
人生一度きり。やらかしちゃおう。笑
ビアンカが帰る数日前の午後、オレとゆうやはマルセロに呼び出されてホテルの1階のレストランに座っていた。 マルセロが真剣な面持ちで話し始める。 「ゆうま、ゆうや、お前たち2人に頼みがあるんだ。ビアンカと一緒にマレーシアに行ってくれないか?」 マルセロはオレたちに、バリ島で見つけることができなかったカメラの部品をマレーシアで探して購 […]
インフィニティプールで子どもといっしょにはしゃいでいるうちに、だんだんと日が暮れてきた。 暗くなる前に帰らなければならない。オレたちは帰り支度を始めるのだが、リッキーが一向にプールから上がろうとしない。 「リッキーもう帰るぞ」 「いやだ、オレはもう少しここに残る」 リッキーは相当インフィニティプールのことが気に入ったらしく、駄々 […]
マルセロがレストランで合流して、待ちに待ったドリームビーチでのランチが始まった。 それぞれが注文した直後、マルセロが来る前から怪しくなっていた雲行きが、待ってましたとばかりに活動を開始。 小雨が降り始めたと思ったら、あっという間に目の前の綺麗なオーシャンビューを遮るほどの大雨に変わる。 単に大雨が降るだけではなく、強い風も吹き付 […]
いつもノープランで直前にその日の予定を決めるオレたちは、今日はマルセロの提案でレンボンガンという島へ行くことに決定した。 仲良くなったホステルのスタッフたちに分かれを告げてチェックアウトした。 少し日本語を喋れるスタッフのおっちゃんが 「アリガトウ。マタアイマショウ」 と笑顔で見送ってくれた。 &nb […]