【人はこうして説得される】影響力の武器 ロバート・B・チャルディーニ

【人はこうして説得される】影響力の武器 ロバート・B・チャルディーニ

 

 

あなたは、『限定50個』の激レア商品を買ったときは満足していたのに、しばらくして「なぜこの商品を買ってしまったんだろう」と後悔したことありませんか?

 

 

メンタリストDaiGoがオススメしていたロバート・B・チャルディーニ著の「影響力の武器」という本で語られるうちのひとつ、『希少性』という法則の『数量限定』という戦略に、能動的に反応して購入してしまったかもしれません。

 

 

 

世の中には「返報性」、「コミットメントと一貫性」、「社会的証明」、「権威」、「好意」、「希少性」という戦力が日常のあらゆるところに潜んでいます。

 

 

返報性
相手から何かを与えられたら、自分も同じように与えるという小さい頃から教え込まれる社会のルール。

最初に譲歩して、そのお返しとして相手の譲歩を引き出す「ドア・イン・ザ・フェイス」というテクニックもある。

 

お中元やお歳暮を頂いたから、お返ししなきゃ。

 

 

 

コミットメントと一貫性
ほとんどの人には、自分の言葉、信念、態度、行為を一貫したものにしたい欲求がある。

 

家族や友人に「禁煙宣言」をして、誓いを破ると彼らの信用を失ってしまうので、一貫して禁煙し続ける。

 

 

社会的証明
自分が確信を持っていないとき、状況が曖昧なときに、他の人の行動を正しいと受け入れる傾向がある。

人は似た人の行動を真似る傾向がある。

 

赤信号、みんなで渡れば怖くない。

 

好意
好意を感じている人や身体的魅力のある人に対してイエスと言う傾向がある。

 

まだ前貸したお金を返してもらってないけど、私の愛する彼氏が困ってて、お金を貸してと言ってるから貸してあげなきゃ。

 

権威
肩書き、服装、装飾品によって命令や指示に服従してしまう心理。

 

医者の診断や警察官の指示に、疑うことなしに無条件に従ってしまうこと。

 

 

希少性
「数量限定」や「最終期限」に代表するように、人は機会を失いかけると、その機会を価値あるものとみなす。

 

「100台限定、20周年記念モデル」など

 

 

 

この本を読めば、このいずれかの場面に遭遇した時に、反射的に行動しないで、ベストな選択をするのを助けてくれるでしょう。

もしくは、戦略として使えるかもしれませんね。笑