顔ニモマケズ どんな「見た目」でも幸せになれることを証明した9人の物語 水野敬也

顔ニモマケズ どんな「見た目」でも幸せになれることを証明した9人の物語 水野敬也

 

 

僕の大好きな水野敬也さんの著書です。

自分の見た目を気にして「積極的に行動できない」という人は少なくないと思います。
生まれつきの病気で顔に障害を持ってしまったこの本に登場する9人の体験談から、説得力のある見た目に対する考え方、悩みへの対処の仕方が学べます。

この本で僕が感じたことは、9人の悩みながらも悩みに立ち向かう強さはもちろんですが、彼らのの周りの人たちへの気持ちを汲み取る能力、『共感力』の高さです。

例えば、彼らは顔や体に特徴があるので周りの人たちの注目を集めてしまいます。

その時に自分にしか目が向いていない人は「なんで、自分はこんな姿に生まれたんだろう」など悲観的になることが多いと僕は予想したのですが、彼らは「もし自分の変わっている姿を見たら、誰でも見てしまうし、子供だったらなおさら口に出してしまうと思う」と発言しており、周りの人に目が向いています。
むしろ、笑いのネタにするくらい自分の障害と向き合っています。

共感力の高さが感じられ、本当に人間的に魅力的な人たちでした。

「変えられないこと(見た目)を受け入れる勇気」を持って、「変えられるもの(立ち振る舞い)を変えていく行動力」が大事だなと再確認できたすばらしい本でした。

さて、僕も筋トレして体型は変えていこうっと。
最近、筋トレでテストステロン(男性ホルモンの一種)が増えてるせいか、髭が2、3時間で伸びて青くなる。う…。