風の歌を聴け 1973年のピンボール 羊をめぐる冒険 村上春樹
- 2020.01.03
- 知識の宝物庫(読書記録)
- 喪失感, 小説, 村上春樹, 羊をめぐる冒険, 風の歌を聴け, 1973年のピンボール
「風の歌を聴け」、「1973年のピンボール」、「羊をめぐる冒険」、村上春樹さんのデビューからの3部作を読了しました。
以前に読んだことのある「ノルウェイの森」の世界観を、村上ワールドを、思い出しました。
そこにあるものは圧倒的な喪失感。
著者が違うので当たり前なのですが、新海誠さんの「秒速五センチメートル」とはこれまた違った喪失感でした。
小説の舞台は1970年代。僕が小さい頃に「あの頃は」的なテレビ番組でしか見たことのない70年代の情景が、村上さんの描写によって僕のイメージに鮮明に映し出されました。
まるで「どこでもドア」を開けたかのように、本を開けば、すぐそこには村上ワールドが広がっていました。
続編だといわれている「ダンス・ダンス・ダンス」も気になるのでさっそくアマゾンでポチりました。
本が届くまでは、僕の大好きな「シャーロック・ホームズ」でも読んで爽快感を味わいます。
でないと、村上ワールドから帰ってこれなくなる気がします。
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Author:Yuma 投稿一覧
沖縄出身。元民泊オーナー、サッカースクールコーチ、英語通訳、自動車整備DIYオタク、観光案内、電子書籍作家、冒険家。肩書きよりも経験が大事。
人生一度きり、とりあえずやってみる派。
このブログでは、僕のこれまでの海外での体験や、日常でのちょっとしたおもしろいこと、読書記録、挑戦や実験の記録をシェアします。
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