夢をかなえるゾウ4 ガネーシャと死神 水野敬也

夢をかなえるゾウ4 ガネーシャと死神 水野敬也

 

 

 

僕の大好きな水野敬也さんの久々の新作。

水野さんの本とあっちゃあ、今読んでる本をすっ飛ばして先に読むしかないっす。

 

今回も人間味溢れる神様、『夢をかなえるゾウ』ことガネーシャが課題を出して、課題を出された人間がそれをクリアして少しずつ成長していく、という物語。

しかし、今回のストーリーは今までと少し違います。
今回ガネーシャの課題に挑戦する人間は、余命3か月を宣告されたごく普通のサラリーマン。

終盤には大どんでん返しがあり、水野さんらしい笑いも随所にちりばめられ、クスッと笑いながらも考えさせられる内容でした。

 

そして今回、僕にも大きな変化がありました。

過去の三作を読む時まではストーリーにのめり込んでいましたが、今回は一歩引いて本書を読み進めていました。

 

以下の3点を考えている自分に気づかされました。

①偉人の逸話や名言は話に説得力を持たせる

②この部分の話はあの本から抜粋したんだろうな

③水野さんも瞑想してるから、これはそこから引っ張ってきた概念だろうな

など考えている自分がいましたね。

 

というのも、僕もこれまでに6冊の電子書籍を出したり400記事以上ブログを書いてきたので、『書く側』の視点を得たからでしょう。

 

そんな風に、個人的には自分の変化も楽しめた本でした。

またしばらくしたら、もう一度読んでみたい。

 

僕たちは日頃『死』を意識しないで生きているが、『死』を意識して行動するとどうなるのか。

おもしろいですよ。

 

 

 

最後に、内向型で好奇心旺盛な僕のバリでの冒険記の紹介です。

何度も死の予感がした『冒険で学ぶ人生のサバイバル術(上)(下)』、もしあなたが若い時にもっと挑戦するべきだったなと思っているなら、ぜひチェックしてみてください。

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