【世界を知るための基礎】世界5大宗教全史 中村圭志
知ってましたか?
意識しないと気づかないかもしれませんが、僕たちの身の回りには宗教的なもので溢れています。
チャペルで結婚式を挙げたり、お坊さんを呼んで葬式を挙げたり、お墓参りをしたり、はたまたヨガをしたり。
結婚するときはキリスト教で死ぬときは仏教、お墓で手をあわせて祈ったり、はたまた心身の健康のためにとヒンドゥー教由来のヨガをしたり。
何度も海外に行ったり外国人と交流のある僕にとって、日本や韓国では先輩後輩(年齢による上下関係)があるのに、欧米ではそれをほとんど感じないのが不思議でした。
これも実は儒教からきています。ちなみに、韓国の場合は日本の上下関係よりも厳しいようです。
このように、身の回りには宗教からきているものがたくさんあります。
それだけではなく、政治と宗教を分けて考えるという政教分離、とはいいますが少なからず各国の政治が宗教から影響を受けている部分が多少なりあります。
現に人口の約8割がキリスト教というアメリカでは、宗教的にタブーな人工中絶が違法とされていたり(各州による)、過去に進化論を学校で教えるのを禁止するべきだ、と裁判になったりしたことがある。(キリスト教的には神がすべてを創造したので、人間が徐々に進化を遂げながら現代のようになった、という考えが受け入れられない)
日本も神道や仏教からかなりの影響を受けてきました。
宗教を知らずして、歴史、現代社会を理解するのは難しいでしょうね。
ということで、ヒンドゥー教と仏教の密接な関わり、ユダヤ教から生まれたキリスト教とイスラム教、これら5大宗教の基礎的な知識を勉強していきましょう。
僕を含めてたいていの日本人は無宗教ではありますが、世の中の当たり前に「なぜ?」という疑問を持っていくことが他者への理解につながると思います。
処女のマリア様から生まれたキリスト教の神イエス・キリストとは、殉教者は天国で72人の処女に迎えられるというイスラム教とは。
僕のブラジル人の友達(キリスト教信者)が、2011年3月11日の東日本大震災は神様の仕業、と本気で言っていたのがなぜかわかりましたわ。なんでやねーんてなりましたけども。
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