【ロマンあふれる】ダーウィンの進化論
チャールズ・ダーウィンの『進化論』は誰しも学校で少しだけ習ったり聞いたことあるとは思いますが、その系統の学問を専攻したり自分から調べない限りは触れたことがない人が多数だと思います。
僕はこの雑誌は数年前に購入していましたが、購入したことを忘れて本棚の奥底に眠っていました。
しかし、ここ最近読んだ宗教関係の本「西洋人の無神論 東洋人の無宗教」や「神は妄想である」、「天才科学者はこう考える」を読むうちに、神の存在は進化論や宇宙の起源を根拠に否定されてるんですよね。
そこで、世界に多大な影響を与えたダーウィンの進化論とはどんなものだろうか、と疑問を持った次第であります。
進化論の注目すべき点は、進化は突然起こるものではなく、僕たち人間もひとりひとりが違った特徴を持っているように個体間でも差があって、その時の環境に有利な特徴を持ったものが生き残って繁殖を繰り返していくという自然選択説(自然淘汰説)でしょう。
それが何千年、何万年、何億年とい繰り返された結果、今の僕たちや他の動物たちがいるということです。
人間の祖先は猿で、僕たち人間も動物の枠組みの中のひとつの種にすぎない、というのが進化論の主張です。
当時は教会が強大な権力を持っており教会の言うことが正しいとされていたため、痛烈に批判されました。
近代でも、進化論は宗教的に問題があるので学校教育では扱わないようにしようと裁判がアメリカであったり、魂は神によって創造されてそこから進化してきたという都合のいい解釈をされたりということもありました。
まあそういった話は置いといて、僕が思ったダーウィンのすごいところも話しておきましょうか。
ダーウィンが進化論を思いつくきっかけとなったのが、彼が22歳の時から27歳までのビーグル号での世界各地への航海です。
その中でガラパゴス諸島に行った際に13種のフィンチという鳥のくちばしが種によって少しずつ変化していることを発見しました。このことから「同じ祖先から少しずつ変化していったのではないだろうか」と考え、「生物は進化する」というヒントを得たとされています。
神がすべてを創造したとする教会の権力が強い時代に、好奇心を持って探求して理論を組み立てる、めちゃすごいじゃないですか!
実在の人物ではありませんが、サー・アーサー・コナン・ドイルの小説の主人公シャーロック・ホームズの観察力と洞察力を彷彿させますね。
みんなが当たり前だと思っていることを良しとせず、好奇心からくる疑問を持って調べてみる。
現代に必要なスキルではないでしょうか。
ダーウィンの人生が漫画の「ワンピース」のようでおもしろいんすでよね。
世界一周の航海によって世界の秘密を知り(生物の進化を発見)、教会という名の世界政府に批判されても著書「種の起源」を出版して世界に多大な影響を与えるというところは、ゴールド・ロジャー(ゴール・D・ロジャー)が死に際に放った「オレの財宝か? 探せ! この世の全てをそこに置いてきた」という発言のようでもありますね。
漫画の中で重要な「Dの意思」とは、もしかしてダーウインのDですかね。笑
ちなみに、ダーウィンはかなりの内向型だったらしく、議論をさけるために進化論を確率するまでの航海から戻っての約20年間、ほとんど引きこもっていたそうです。しかも異端とされる「生物は進化する」という理論をうかつに周りに口外でいないストレスからか、生涯で400万回吐いたそうです。
類稀なる観察力や洞察力、そして繊細なところ、かなりの内向型の人の特徴ですね。
しかし、だからこそ、これだけの歴史に残るような偉業を成し遂げたのかもしれません。
かっこいいっすね。
彼の残したビーグル号航海記も現代に残っているので、そのうち読んでみようかと思います。
最後に、ダーウィンの航海に負けず劣らずの発見があった僕のバリ島での『とんでもない冒険記』を紹介します。
『冒険で学ぶ人生のサバイバル術(上)(下)』、もし興味があればチェックしてみてください。
Kindle Unlimitedで無料となっています。
※Kindle Unlimitedに入ってなくても、冒頭部分は無料で読めます。
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