【歴史がひっくり返るほど衝撃的】人類の起源 篠田謙一
どうも、これまでの思い込みや常識が覆されることに興奮するくらい好奇心が強めのユウマです。
今回は、確実にこれまでの人類史の常識を覆すであろう一冊を紹介します。
僕が以前に紹介した世界中で話題になった「サピエンス全史」を読んだことがある方なら、さらに楽しめる内容となっています。
本書の特徴として、これまでに見つかった太古の化石のDNAを調べて、遺伝子の変化から歴史を探っていきます。
これには、最近のテクノロジー発展が関係しているようで、これによってDNAをより詳細に調べられるようになったので、近年、この分野で研究がかなり前進したようです。
テクノロジーの発展は、何も私たちの生活を豊かにするだけではないようですね。
こういった研究分野でも活かされているので、研究者たちによるさらなる新しい発見に期待です。
それでは、本書から僕が注目した以下の3つのポイントをピックアップしました。
・私たちにはネアンデルタール人のDNAもわずかに組み込まれている
・距離は離れているのに、北海道と沖縄の人が似ている理由
・人類みな兄弟は正しい
ネアンデルタール人のDNA
現在の私たち人類はホモ・サピエンスと呼ばれていますが、私たちのDNAにはネアンデルタール人のDNAも2〜4%の割合で含まれていることがわかっています。
その理由は、ホモ・サピエンスがネアンデルタール人と交配していたから。
これは意外ですよね!
こんな感じで、DNAを調べるとさまざまなことがわかるんです。
北海道と沖縄の人は似ている
北海道と沖縄の人が似ていると言われますが、DNAを調べることで理由が判明しました。
遺伝学的にも北海道と沖縄の人の方が、本土(本州、四国、九州)の人たちよりも近いことがわかったんですよ。
かなり距離が離れてい流のに不思議ですよね。
その答えは、本書の中の人類の移動の歴史に隠されています。
人類はみな兄弟
私たち人類は、ヒトゲノムの99.9パーセントが共通しています。
ヒトゲノムって何、と思うでしょうけど説明がややこしいので、とりあえずDNAや遺伝子の一部とお考えください。
とりあえず、私たちはかなり共通の部分を持っているわけです。
なのに、見かけや宗教、思想などで対立して戦争まで起こるんですから人間とは不思議なものです。
まあちなみに、社会心理学的にはグループになることで仲間意識が生まれるんですけど、他グループとは対立が生まれやすくなるわけです。
世界じゃなくても、あなたの周りを見渡せば思い当たることがありますよね。
まとめ
このように、これまでに学校で習ってきた人類史というのは、ほんのごく一部にすぎません。
しかし、人類は神の創造物としているキリスト教やイスラム教などの宗教による、その一部すら学べない人たちもいます。
ですので、私たちは知ろうと思えば大抵のことを知ることができる私たち日本人は非常に幸運だと言えます。
まあ、好奇心がなければ一生知ることのないことでもありますけどね。
しかし、ここまで読み進めてきたあなたは知りたくなってきたでしょう。
人類がどこから来たのかを。
本書を読み終えた時に、時空を超えたロマンを感じるのは私だけではないはず。
そんな映画「アバター」のような驚きと「タイタニック」のような感動を与えてくれる本書を手に取ってみるのもいいかもしれません。
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最後に、人類史に名を刻むかもしれないハプニングばかり起こった、内向型で好奇心旺盛な僕のバリでの冒険記の紹介です。
『冒険で学ぶ人生のサバイバル術(上)(下)』、もしあなたが若い時にもっと挑戦するべきだったなと思っているなら、ぜひチェックしてみてください。
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