【時代を超えてゆけ】ハイコンセプト 「新しいこと」を考え出す人の時代 ダニエル・ピンク

【時代を超えてゆけ】ハイコンセプト 「新しいこと」を考え出す人の時代 ダニエル・ピンク

 

 

どうも、ユウマです。

好きな芸能人はと聞かれると困りますけど、好きな歴史上の人物はと聞かれたら万能の天才と呼ばれた「レオナルド・ダ・ヴィンチ」と答えています。

 

なぜ、ダ・ヴィンチがなぜ万能の天才と呼ばれたか気になる人は、こちらの記事をオススメしておきます↓

 

 

 

今回はいつの時代でも貴重な存在の「新しいことを考え出す人」になるための方法がまとめられた本を紹介します。

 

 

 

 

 

 

本書は右脳と左脳の働きの違いを解説しながら、これからの時代に必要な右脳主導の思考スタイルをどのように磨き上げていくのかがまとめられています。

本書の中から以下の3点をピックアップしてみました。

 

・右脳と左脳の違い

・未来の明暗を分ける3つの質問

・富を約束する6つの感性

 

 

右脳と左脳の違い

世の中には右利きと左利きみたいに右脳派と左脳派のように「利き脳」があるかのように言われていますが、実際のところはバランスよく使われているようです。

ただし、数学の問題で公式がわからないと問題が解けないことがあるように、思考法がわからないとアイデアも生まれない(生まれづらい)といったことがあります。

まず初めに理解しておくべきなのが、左脳が文章の意味を理解するなど論理的思考が得意で、右脳はその文章の意訳を理解するなど全体像を捉えることが得意です。

 

例、ちょっと耳を貸してくれ。

左脳が文字通り理解すると恐ろしいことになりますが、右脳がその時の状況と合わせて文章を理解するので「話を聞いてほしい」ということがわかります。

 

このように、右脳はすべての情報を考慮して判断するので「既存のアイデア同士の新しい組み合わせによって新しいアイデアが生まれる」というふうに、創造性を発揮しやすいのです。

だから右脳主導で思考していこうぜ、っていうのが著者の主張であります。

 

では、なぜそう主張するのでしょうか。

 

 

 

未来の明暗を分ける3つの質問

3つの質問とは以下の通りです。考えてみてください。

 

・あなたの仕事は、他の国ならもっと安くやれるだろうか。

・あなたの仕事はコンピュータや機械ならやれるだろうか。

・あなたが提供しているのは十分に豊かな現代社会において、非物質的で人々が飛び抜けた満足感を得られるものだろうか。

 

 

なぜこのような3つの質問かというと、今の時代「アウトソーシング」といってオンラインで仕事を外注することができます。

例えば、アプリ作成、動画編集、記事作成

 

パソコンで完結できるものが増えてきていますよね。

つまり、インターネットのおかげで外注しやすくなっているので、外国を含め、低賃金でやってくれる人に仕事が奪われていきます。

 

 

しかし、今の時代の敵は人間だけではありません。

つい最近では、文章で指定しただけでAIがネット上の画像を調べて合成画像を生成してくれます。

物理的な仕事でも、自動車の製造ラインにロボットが加わっているように、オートメーション化がなされています。

 

自動車が普及して馬車が淘汰されたように、テクノロジーによって今後なくなっていく仕事も増えていきます。

 

そんな時代に生き残るためにも、6つの感性を磨くべきなのです。

 

 

 

富を約束する6つの感性

6つの感性とは、以下の通りです。

 

機能だけでなく「デザイン」

議論よりは「物語」

個別よりも「全体の調和」

論理ではなく「共感」

まじめだけでなく「遊び心」

モノよりも「生きがい」

 

これらを磨いていくことで、創造性を発揮してAIにも他者にも簡単には真似できないものが生み出せるというわけです。

 

 

まとめ

6つの感性の具体的な説明や鍛え方は本書を読んでもらうとして、これらは僕が以前に読んだ本たちにもふんだんに盛り込まれている要素です。

本書を読んだ後に、以下の本たちも読んでみることをおすすめします。

 

 

 

アイデアを生みたい場合も知識をよく理解したい場合にも、いろんな情報を集めていろんな視点から見つめてみるといいかもしれません。

なぜなら同じ脳を使ってるんですから。関連性があるほど記憶に残りやすいし、関連性を見つけるほどアイデアを生みやすいというわけです。

 

ダ・ヴィンチみたいに歴史に名を残せなくても、楽しく生きていきたいですよね!

 

 

 

※自分だけの本棚を持ち運べるKindle Unlimitedがおすすめです。

 

 

 

最後に、人類史に名を刻むかもしれないハプニングばかり起こった、内向型で好奇心旺盛な僕のバリでの冒険記の紹介です。

『冒険で学ぶ人生のサバイバル術(上)(下)』、もしあなたが若い時にもっと挑戦するべきだったなと思っているなら、ぜひチェックしてみてください。

Kindle Unlimitedで無料となっています。