【実態はいかに!?】多様性の科学 マシュー・サイド
- 2023.03.15
- 知識の宝物庫(読書記録)
- ダイバーシティ, 体験, 多様性, 知識

どうも、ユウマです。
多様性を認める社会を作ろうみたいなことを謳いつつも、いまだに同調圧力強すぎな日本だと思っている今日この頃です。
そこで今回は多様性についての研究をまとめた本を紹介します。
今回は「非才」や「失敗の科学」でお馴染みのマシュー・サイドさんの「多様性の科学」という本を紹介します。
以前に紹介した【RANGE 知識の「幅」が最強の武器になる デイビッド・エプスタン】が個人の経験や考え方などの多様性に焦点が当てられていたのに対し、本書は、グループや組織といった中での多様性に焦点が当てられています。
というわけで、今回は以下の3点をピックアップしていきます。
・ひとりの専門家よりも平凡な多数の意見が勝つ
・リーダーは大事だけど……
・多様性を促すには
ひとりの専門家よりも平凡な多数の意見が勝つ
少し前に紹介した「超予測力」にもありましたが、ひとりの優れた専門家の予測よりも平均的な能力の専門家の予測の平均をとった方が正確な予測に近づきます。
例えば、ニューヨークの地下鉄の全長を学生に予想してもらうと、各々の予想はバラバラでもそれぞれの予想の平均を取った402kmが、実際の距離400kmに近づいたという実験があります。
ビンラディンが首謀者となったアメリカの9.11の飛行機がハイジャックされてビルに突っ込んだテロでも、テロの兆候は何年も前からありましたがそれを察知できずに防ぐことができませんでした。
というのも、当時のCIAのメンバーたちは超エリートの白人だけが集まっていて、宗教や人種での多様性がかけていたのです。
もしCIAの中にイスラム教信者がいたとしたら、ビンラディンから過激派のイスラム教信者に向けられたメッセージを読み取れてテロを防げたかもしれません。
リーダーは大事だけど……
これまでの歴史上独裁国家が成功したのは、現在のシンガポールや中国のようにリーダーが優れていた場合だけでした。
それに、必ずしも優れたリーダーが成功し続けられるわけでもありません。
そこで今の時代に求められるのが、GoogleやAmazonのように、周りの意見や客観的なデータを元に聞いていろんな視点から見て意思決定できるリーダーです。
リーダーが支配的な場合、周りの部下は意見を述べるのが難しくなるので、間違った意思決定をした場合に脆く崩れやすいのです。
周りの人が自主的に尊敬するようなリーダーの場合だと周りの発言を聞きやすいし、発言を受け入れてもらえる周りの人たちは仕事に対する満足度も高まってさらに生産性が上がるという仕組みです。
普段は周りの人の意見を聞き入れる人がグループのリーダとなりエベレスト登頂を目指した際、みんながリーダーの意見を絶対的に聞き入れて団結することが大切だと思っていました。
しかし、悪天候に見舞われた際に、リーダーに口出ししてはいけないと刷り込まれた他のメンバーから重要な情報が共有されなくなり、結果的に死者を出してしまう悲劇となってしまったのです。
これは飛行機の墜落事故や医療ミスでも頻繁に起きている流れです。
多様性を促すには
では、周りから多様な意見を促すにはどうしたらいいのでしょうか?
よくある答えが、参加者がいろんな意見を出し合う「ブレインストーミング」だと思います。
しかし、通常の会議が創造的なアイデアを生み出したり生産性を上げるのに効果がないと判明したように、ブレインストーミングもやり方は工夫しなければ効果を発揮しません。
社会では、地位の高い人ほど意見が通りやすくなったり、拒絶を恐れる人間の性質上、人は周りの意見に合わせやすくなります。これでは各々の創造性は発揮されません。
そこで、ブレインストーミングの手法としては、アイデアを匿名性で紙に書いて提出する方法があります。
これだと、それぞれの独立したアイデアが生まれやすいですし、会社での役職や地位によっての影響が出ません。
多様性を促すには、このような工夫も必要になってくるのです。
まとめ
冒頭で述べたように「多様性を認めよう」とあるけど、国民性なのか同調圧力が強くてまだまだ多様性が活かされていない日本社会であります。もちろん、日本だけではありませんけどね。
そんな流れを変えて、それぞれの個性が活かされるキッカケとなるのが本書かもしれません。
まずは多様性にはどんなメリットがあるのか、多様性がないとどんな問題が起きるのかといったことを知ることが大事です。
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