SUBARU R2 足回りリフレッシュ準備 ステラ純正ショックアブソーバー加工

SUBARU R2 足回りリフレッシュ準備 ステラ純正ショックアブソーバー加工

 

 

 

どうも、ユウマです。かれこれ10年くらい車イジリをしている素人です。

エンジンO/H以外のほとんどの整備を自分でやってきました。ゆくゆくはチューニングもですが、まずは自動車整備を極めることを目標にしています。(今のところ、板金は除く)

そして現在、「スバルR2 日本一周計画」進行中です。

 

今回も足回りの作業になります。

ステラ純正サスペンションを流用しますが、ただの流用ではおもしろくないので、少し手を加えて巷でウワサの「純正ショック改」を作成します。

 

車のスペック

平成16年式 CBA-RC1

エンジンEN07(点火時期5°進角のハイオク仕様、マフラー後期純正) SOHC NA

5MT FF車

走行距離 25万キロオーバー

 

加工方法

通常、純正ショックアブソーバーは非分解式になっています。そこでショックアブソーバー本体に穴を開けてオイルを抜き、固めのフォークオイルを入れたあと、タップを切った穴にドレンボルトを締めて完成です。

オイル注入後、エアバルブをつけて空気を圧入するパターンもあるようですが、今回はやりません。

 

 

準備するもの

 

・バイク用 カワサキ フォークオイル G15(純正はG5とかG10らしい)1Lあたり1000円〜2000円代

・パーツクリーナー

・ドリル 5ミリ

・オイルパック

・計量カップ

・オイル差し(注射器とかもあり。オイル入れ用)

・シールテープ

・M6ボルト&銅ワッシャー

 

 

・ハンマー

・ポンチ

・タップM6(ピッチ1.0)

・タップハンドル

・メガネレンチ 10ミリ

・電動ドリル(今回の主役なのに写真に入れ忘れました)

 

 

 

・ステラ純正ショックアブソーバー(1本は抜けていたため、今回は3本だけ実施)

ショックはオイル漏れしていないことが前提です。オイル漏れしていると、オイル交換をしてもすぐに漏れます。

 

分解方法はこちら↓

 

 

 

作業手順

1.穴あけ

ショックの底にポンチで穴を開ける位置を決め、しっかり固定して穴を開ける。その後、M6x 1.0のタップを切る。

僕はオイルストーンを使って穴の部分を平面にしました。

 

純正ショックにはガスも圧入されているようで、ロッドを縮めて離したときに戻ろうとするのはこのためです。

穴を開けるとガスが抜けました。

 

*切粉が内部に入らないように磁石を周りにつけて穴を開けるといいようです。中に入ってしまった切粉を排出するためにも、タップを切った後にオイルを抜きます。

 

 

 

 

 

 

 

2.オイル入れ替え

手でロッドを伸ばしたり縮めたりして中のオイルを計量カップに排出します。ロッドを伸ばしなながら、抜けたのと同じ量の新油をショックに少しずつ注入していきます。(ショック全体が注射器みたいで、ロッドを伸ばすとオイルが入っていきます)

フォークオイルはATFみたいに赤くてシャバシャバしています。エンジンオイルと比べるとだいぶ粘度が低いですね。

 

 

 

 

3.エア抜きとドレンボルト締め付け

穴に銅ワッシャーとM6のボルトで漏れない程度に仮締めをして、ロッドを上に向けて伸ばしたり縮めたりを抵抗が出るまで続けます(エア抜き)。

ロッドを縮めた状態でボルト緩めて、穴のすぐそこに油面が見えたらオッケーです。

ロッドを最大限まで伸ばして、銅ワッシャーとシールテープを巻いたボルトで締め付けます。所詮10ミリのボルトなので締め付けはほどほどに。

ボルトを締め付けたあと、ロッドを伸ばしたり縮めたりして穴からのオイル漏れがないか確認しましょう。

漏れてもわかるようにショックをパーツクリーナーでよく洗浄してください。(写真は洗浄前です。安心してください。漏れてません)

 

 

 

おまけ

加工前のショックのロッドの戻りの違い。どちらも同じステラの純正の物です。左右でも劣化の差があるようです。

 

 

【中古車のガリバー】中古車購入

 

 

まとめ

加工前と加工後で明らかに減衰力に違いが出ました。これでスプリングの動きが抑制されますね。

僕がこのR2に乗り始めたときはすでに13、14万キロ走行だったので、新車時の乗り心地はわかりませんが、現在の乗り心地とは大きく変わるでしょうね。

「純正ショック改」を取り付けるのがとても楽しみです。

加工によって入れ替えるオイルの粘度で多少乗り心地を変えることができるので、おもしろくなってきましたね。

さらにエアバルブの追加によってショック内に空気圧入して、ロッドを自然に戻るようにすることもできます。これはまた次の機会にやるかもしれません。

 

 

とりあえずは、あと1本ステラの純正ショックを見つけて加工します。取り付けはそれからですね。

取り付けあとのインプレも後日アップしますので、よろしくお願いします。

 

 

 

 

 

 

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