第26話 発見、新しいティンダーの使い方
少し仮眠を取ったあと、突然ひらめいた。 そうだ! 出会い系アプリ「ティンダー」で情報を集めよう。ティンダーとは海外で有名な出会い系アプリで、登録すると近い距離にいる女性(設定で同性にも変更可能)のプロフィール写真が出てきて、ひとりひとりを「LIKE」か「NO」で振り分けていく。そして、相手も同じようにランダムで男性のプロフィール […]
人生一度きり。やらかしちゃおう。笑
少し仮眠を取ったあと、突然ひらめいた。 そうだ! 出会い系アプリ「ティンダー」で情報を集めよう。ティンダーとは海外で有名な出会い系アプリで、登録すると近い距離にいる女性(設定で同性にも変更可能)のプロフィール写真が出てきて、ひとりひとりを「LIKE」か「NO」で振り分けていく。そして、相手も同じようにランダムで男性のプロフィール […]
夜9時頃にマレーシアのクアラルンプールに到着すると、まずは両替所でインドネシアのルピアからマレーシアの通貨リンギットに交換した。それから、宿泊先の近くまで行くバスのチケットを買うためにチケット売り場へ向かう。 列に並ぶと、オレたちの目の前に並んでいる4人グループが英語以外の言語で何やら話しているようだが、なぜか聞き取れる。 そう […]
ビアンカが帰る数日前の午後、オレとゆうやはマルセロに呼び出されてホテルの1階のレストランに座っていた。 マルセロが真剣な面持ちで話し始める。 「ゆうま、ゆうや、お前たち2人に頼みがあるんだ。ビアンカと一緒にマレーシアに行ってくれないか?」 マルセロはオレたちに、バリ島で見つけることができなかったカメラの部品をマレーシアで探して購 […]
インフィニティプールで子どもといっしょにはしゃいでいるうちに、だんだんと日が暮れてきた。 暗くなる前に帰らなければならない。オレたちは帰り支度を始めるのだが、リッキーが一向にプールから上がろうとしない。 「リッキーもう帰るぞ」 「いやだ、オレはもう少しここに残る」 リッキーは相当インフィニティプールのことが気に入ったらしく、駄々 […]
この日、ビアンカがブラジルに帰国することが決定した。 ビアンカはブラジルで父親と一緒に仕事をしているらしく、 このバリでもしばしば父と連絡を取っていた。 ビアンカは仕事でブラジルへ戻ることになって、残念ながら ここで離脱してしまう。 面倒見のいい兄マルセロが、バリ島のデンパサール空港までしっかりとビアンカを送り届ける。 朝一、み […]
ジョッタと夜のレンボンガン島を2週もツーリングした翌朝、今日も気持ちよく目が覚めた。ジョッタはすでに部屋を出ていて、リッキーもいなくなっている。 ゆうやと一緒に1階のレストランで朝食を食べることにした。 レストランに行くと、ジョッタとリッキーが朝食を取っているところだった。 オレとゆうやも席について注文した。 今日も目の前には、 […]
まだ人々で賑わっているバーをあとにして、ジョッタを送り届けるために駐輪場からバイクを出した。ジョッタをバイクの後ろに乗せて、ゆっくりとバイクを走らせた。 バリ島の街中を走るのとは違って、レンボンガン島では十分とは言えない明るさの街灯がちらほらあるだけで、道は薄暗くて草むらから今にも獣が出てきそうな怖さがある。それと同時に、後ろに […]
今夜のディナーは、少しばかり遠出してビーチにあるおしゃれなレストランに決まった。 いつも通りにみんなでバイクでレストランへ向かう。 大きなテーブル席を取って、まずは、お決まりのビンタンビールでの乾杯がディナーの開始の合図となった。 空腹が極限に達していたオレは、バリの定番料理ナシゴレン(バリ風チャーハン)をさっさと平らげていしま […]
翌日の夕方、人がだんだんと増えてきて辺りが騒がしくなっていた。 そのほとんどが伝統的な民族衣装を着た地元の人達だ。 女性がクバヤと呼ばれる薄手のアジア風のブラウスを着て、サロンと呼ばれる布を腰に巻いている。 男性はウドゥン呼ばれるターバンのようなものを頭に被り、サファリと呼ばれる白系の薄手の学ランのような上着を着て、女性と同じくサロンを腰に巻いている。 & […]
レンボンガン島についた夜、ホテルのレストランに集まってみんなで夕食することになった。 その時に新たなメンバーが加わった。 この島でダイビングのインストラクターをしているブラジル人女性のタイサ。 タイサの友達のポルトガル人女性ジョッタ、ブラジル人女性のマリアナとイギリス人紳士のサム のカップル。 マリアナとサムは、以前にスペインに […]