ちょっと前にメンタリストDaiGoさんのクリティカルシンキングの動画で、ソクラテス式自問自答法が解説されていました。 その動画で哲学者ソクラテスに興味を持ったことで、これまで哲学系の本は読んだことはありませんでしたが、この本にたどり着きました。 『ソクラテスの弁明』は、同じく哲学者のプラトンによって約2400年前に書かれました。 無知であることを思い知らされたことによって反感を買って訴えられたソク […]
2008年から2012年まで美しいパスサッカーで、たくさんのタイトルを獲得してきたバルサ。 そのプレースタイルを浸透させた監督グアルディオラを取材したまとめ本です。 バルサの次に率いたバイエルンでも同じスタイルを貫くかと思えば、そうではなかった。 彼のスタイルは選手ありきで考え、対戦相手ありきで考える、柔軟なものであった。 本を […]
世界的な投資家ジム・ロジャーズがバイクで世界中にある全ての大陸を周った話。 この本はただの冒険記にあらず。 著者の鋭い視点からの90年代初期の各国の政治・経済の状況が学べ、各国で何を根拠にその先の経済が良くなると予想し投資するに至ったかを学べます。 社会主義や共産主義により堕落した国々、国が介入することにより競争性が失われ莫大な […]
メモはただ単に自分の覚えておきたいことを記録しておくだけでなく、物事の本質を見抜いたり、自分自身を深く知るために活用すべきである。 そこで重要となってくるのが、著者が語る『ファクトー抽象化ー転用』のプロセスである。 事実を記録し(ファクト)、そこから導き出される本質を捉え(抽象化)、日常の別のシーンにも適用できないか(転用)を考える。 例 フ […]
- 2020.01.16
- 知識の宝物庫(読書記録)
- サピエンス全史, ユヴァル・ノア・ハラリ, 下, 人類史, 多角的な視点, 帝国主義, 幸福, 歴史, 発展, 科学革命, 繁栄, 資本主義, 追求
サピエンス全史(上)のような衝撃は、(下)にもしっかりと用意されていました。 科学革命以前は、知らないことは神や賢者が解決できると信じられていました。 しかし、自分が無知であることを認めることで、人類は500年のうちに飛躍的な進化を遂げたのです。 「富は限られている」から「富は拡大し続ける」という意識に変わったことも助長して、国や資産家たちは […]
オーストリアの登山家ハインリヒ・ハラーは、ヒマラヤ山脈登頂の際、第二次世界大戦のためにインドでイギリス軍に捕まってしまった。 彼は収容所から仲間たちと脱獄し、チベットを目指すのだった……。 この本には、当時のチベットの人々の生活だけでなく、チベットに到達するまでの超過酷な道のりが記されています。 極寒の山道を凍傷になりながらも、充分に食料が無いながらも、著者は2年かけて […]
今までにない強烈な衝撃を受けました。 僕たちホモ・サピエンスは、ネアンデルタール人を滅ぼして生き残った。 その鍵となったのが『認知能力』。 サピエンスは虚構(フィクション)を作り出すことで「共通の信じるもの」を生み出して団結することができた。 共通の信じるもの、例えば、宗教や法律で国が成り立っていることが良い例でしょうね。 もしそれらがなかったら、国を統一 […]
メンタリストDaiGoさんのニコニコ動画を観ている人なら既出の知識ではありますが、復習するにはもってこいの本でした。 科学的にエビデンスのある目標の達成の仕方が、9章にわたって紹介されています。 『人間の能力は努力次第でいくらでも伸ばすことができる』という成長マインドセットの話も出ていて、かなり復習になりました。 僕はこの本にあ […]
あなたは、自分が読んだ本を他人に説明することができますか? 答えが『ノー』なら、それはあなたの知識として脳に定着していないことになります。 僕自身もこれまでに読んだ本の中で、内容を断片的、もしくは全く覚えてないものがいくつもあります。 貴重な時間を投資しているのだから、やはり、自分の知識として定着させて行動に移したいですよね。 […]
はたして僕たちは、事実を基に世界を見ることができているだろうか。 世界は良い方向に向かっているのに、テレビに映し出される世界のごく一部の貧困層の生活を見て、まだまだ世界の貧困はなくならないなあ、と悲観していないだろうか。 悪いニュースは広まりやすく、良いニュースは広まりにくいことに気づこう。 実は、過去のデータと比 […]