ウケる日記 水野敬也

ウケる日記 水野敬也

 

 

水野敬也さん、あなた面白すぎます。本当にもう。

 

『夢をかなえるゾウ』シリーズを読んだときは、まあまあ面白いし、感動する本ではあるなあとは思いましたが、著者であるあなた自身に興味を持つことはありませんでした。

 

 

しかし、今回私が読んだあなたの著書『ウケる日記』を読んで、あなたにすこぶる興味を持ってしまいました。

 

『ウケる日記』はあなたのブログをまとめた本ですが、そんなことはどうでもいいのです。
気になったのは、『ウケる日記』というタイトル。自ら笑いのハードルを上げるという行為は、正直言って愚かだと思いました。

 

 

読み始めるまでは、「何もしないから」と女の子を自宅やホテルに誘ってくる男くらい信用できないタイトルだと思ってましたが、最初の話のオチで、声を出して笑っている自分に気づいて確信しました。間違いない、これは本物だと。

 

それと同時に、この本は周りに人がいる状態で読むものではないことも悟りました。

 

周りに人がいることで、声を出して笑えるのを無理矢理堪えてしまう。すると、サイレントモードで笑う顔になる。そんなのはただのニヤケでしかない。

 

その状態だと私は周りから、官能小説を読んでニヤケているただの変態だと思われかねません。

 

 

それでも、事務所でオ◯ニーするところを、アシスタントスタッフに見られたという話を本の最初に持ってくるあなたのド変態さには負けますけどね。オチも完璧でした。

 

 

ド変態だからこその「ウケる」発想なのかもしれませんね。

 

 

正直に言います。あなたに興味を持ちました。あなたに会ってみたいです。
あなたの思考回路を知りたい。あなたの作家としての生活を知りたい。あなたの食事を知りたい。あなたがどんな下着を履いているのか知りたい(最後のはもちろん冗談ですよ)

 

 

私はあなたのド変態さには負けます。かろうじて。

 

教えてください。あなたみたいにド変態になれば、あなたのようにおもしろくなれるのですか?

 

 

もし、この投稿を見ているのであれば、メッセージお待ちしております。

 

 

中途半端に変態なユウマより。