シャーロック・ホームズの思考術 マリア・コニコヴァ

シャーロック・ホームズの思考術 マリア・コニコヴァ

 

 

名作「シャーロック・ホームズシリーズ」の主人公シャーロック・ホームズは、コナン・ドイルが生み出した、天才的な推理でいくつもの難解な事件を解決する世界的に有名な探偵です。

 

 

彼は、後に助手となるワトスンに初めて会った際に、鋭い観察力と洞察力により、アフガン戦争帰りの軍医であることを当てています。

彼の天才的な能力は、訓練すれば私たち一般人でも、身につけることが可能なんです。

 

 

「観察力の豊かな人間は、日常生活の中で遭遇するすべてを的確に観察することによって、実に多くのことを学びうるものだ」
とホームズが述べているように、まず、意識して「観察力」を磨かなければなりません。

「君はただ見るだけで、観察ということをしない。見るのと観察するのとでは大違いなんだ」
とホームズはワトスンに話しています。

 

 

 

普段の日常生活で私たちはたいてい、特に注意を払うことなく物事を見ています。しかし、バイアス(傾向、偏向、先入観)を解いて、注意深く「観察」することで、今まで気づかなかったたくさんのことにに気づくことができるでしょう。

そして、注意深く観察して得た情報からいくつもの考えられる事象を「洞察」します。

「あり得ないことを取り除くと、残ったものがどんなにありそうもないことでも、それが真実である」
とホームズが述べているように、洞察によって得た事象を消去法で絞っていくと、真実にたどり着きます。

 

 

 

では、どのように訓練すればいいのか。ホームズはその方法も述べています。
「見知らぬ人間と出会ったら、その人物の経歴や職業をひと目で見抜くことを訓練すべきだ。こういう訓練は、つまらないことに思えるかもしれないが、そうすることが観察力を鋭くし、どこに目を向けるべきか、何を見るべきかを教えてくれるのだ」

 

 

 

普段、人と会話するときでも、相手のしぐさや表情、よく使う言葉、声のトーンなどに注意を向けることで、相手のことをさらに深く理解することができるのではないでしょうか。

 

 

シャーロック・ホームズのようになりたかったら、脳みそフル回転でさっそく行動開始。