よくわかるメタファー 瀬戸賢一

よくわかるメタファー 瀬戸賢一

 

 

メタファーとは何か知ってますか?

メタファーとはたとえ表現のことです。
聞き慣れないですよね。

でも『たとえ表現』は、僕たちが言葉を理解するのに欠かせないもので、日常でもよく使われています。

 

例、彼女は高嶺の花だ。

直訳すると、彼女は遠い峰に咲いている花ということになり、それが転じて、憧れているだけで自分には手に入れられない女性、となりますね。

 

本書では、そんなたとえ表現の解説だけでなく、著者の『言葉についての考察』がたくさんあって、かなりおもしろかったです。

あなたは『時間』を直接あなたの目で見たことはありますか?

『時間』は時計で確認することはできても、『時間』自体を直接見ることはできないですよね。

『時間』は目に見える形では存在してません。

それなのに、なぜ、5分前や5分後のように『前』と『後ろ』のように、物理的な位置を表す言葉が使われるのでしょうか。

なぜ、右や左では表さないのでしょうか。

不思議ですよね。

こういった視点から言葉を見てみると、おもしろいです。

この本が言葉のおもしろさを教えてくれます。

あなたが普段何気なく使っている『言葉』についてさらに理解できれば、相手にとってわかりやすい話ができ、説得力が増すでしょう。

この本がそのキッカケになるかもしれませんね。

 

 

最後に、内向型で好奇心旺盛な僕のバリでの冒険記の紹介です。

『冒険で学ぶ人生のサバイバル術(上)(下)』、もしあなたが若い時にもっと挑戦するべきだったなと思っているなら、ぜひチェックしてみてください。

Kindle Unlimitedで無料となっています。