【涙なしには読めない】ペイ・フォワード キャサリン・ライアン・ハイド

【涙なしには読めない】ペイ・フォワード キャサリン・ライアン・ハイド

 

 

自分の人生に多大な影響を与えた映画『ペイ・フォワード』の原作を読んでみました。

 

Think of an idea to change our world and put it into action  (世界を変える方法を考え、それを実行しよう)

 

 

社会科の授業でこの課題を与えられた13歳のトレバーが考えたアイディア、『ペイ・フォワード』

「ぼくが3人に何かいいことをする。彼らがお返しをしたいと言ったら、それを他の人に返してもらう」

 

 

トレバーは実行してみるが、あえなく全て失敗したかのように思われたが、トレバーの知らないところで少しずつ『ペイ・フォワード』は街を超えて各地に広がっていた……

 

 

いろんなキャラクターの目線から物語は進んでいって最後には衝撃の展開が。

映画とは少し設定が違うけど、小説もおもしろかったです。

 

 

本の最後の部分が気に入りました。

「この物語はフィクションです。けれどもフィクションで終わらせるかはあなた次第。
12歳の無垢な心が起こしたこの奇跡を、あなたの大切な3人に伝えてください。ひとりでも、ふたりでも。
そうすれば奇跡は、現実のものとなるかもしれません。物語を超えて……」