第10話 思い出の地
翌朝、僕は誰かの足音で一度目が覚めた。どうやらホストが起きてきたようだ。 彼女はリビングを横切ってキッチンへ向かい、朝食の仕度を始めた。 そこで僕は再び眠りについたようだ。 次に僕が起きたときにはホストはいなくなっていた。 寝起きで頭がぼーっとしている僕は、リビングの窓から見える外の景色を眺めていた。夜は気づかなかったが、このマンションの周り […]
人生一度きり。やらかしちゃおう。笑
翌朝、僕は誰かの足音で一度目が覚めた。どうやらホストが起きてきたようだ。 彼女はリビングを横切ってキッチンへ向かい、朝食の仕度を始めた。 そこで僕は再び眠りについたようだ。 次に僕が起きたときにはホストはいなくなっていた。 寝起きで頭がぼーっとしている僕は、リビングの窓から見える外の景色を眺めていた。夜は気づかなかったが、このマンションの周り […]
15分ほどスクーターを走らせると、僕たちはチアゴファミリーが宿泊しているホテルにたどり着いた。 「ホテルについたよ。さあ飲もうじゃないか」 僕はホテルの前からチアゴにメッセージを送った。 5分経過・・・応答なし。10分経過・・・応答なし。30分経過・・・よし、帰るか。 結局、チアゴから返信がなかったので、僕たちは宿 […]
香港からマレーシアのクアラルンプールに行って飛行機を乗り継いで、すでに日は沈んで夜になっていたが、ついに冒険の地バリ島に到着した。 飛行機でしっかりと仮眠を取って、冒険の準備は整った。 空港の到着ロビーに出ると、客を捕まえようと待ち伏せしているタクシーのおっちゃんたちがたくさんいて、オレたち3人を出迎えてくれた。 […]
ついに、待ちに待った出発の日がやってきた。 これから1ヶ月間、異国の地バリで予測不能の大冒険が始まるかと思うと、興奮してテンションが上がりすぎて、行く前から体がオーバーヒートしそうになった。そんな興奮状態で、マルセロとゆうやと共に空港へ向かった。 沖縄の那覇空港からバリに行くには、香港とマレーシアで乗り継がないといけない。 まずは、人生初の香港へ飛んだ。 […]