世界をだました男 Catch Me If You Can フランク・アバグネイル

世界をだました男 Catch Me If You Can フランク・アバグネイル

 

 

レオナルド・ディカプリオとトム・ハンクスが共演した同タイトルの映画の原作となったフランク本人が書いた自伝小説です。

 

主人公のフランクは、ある時はパイロット、ある時は医師、ある時は法律家、そしてまたある時は大学講師になりすまし、偽造小切手を換金することによって大金を手にして世界を飛び回ります。

 

今よりセキュリティが緩かった1960年代とはいえ、人間の心理をうまく利用した知性を感じる彼の手口には、驚愕の一言です。

 

捕まっても動揺するどころか、鮮やかな手口で人を騙して逃げ出すシーンなんかは、ハラハラドキドキで、爽快感さえ感じさせます。

 

映画とは違ったおもしろさがあって、オススメの1冊ですねぇ。