イテウォン

電子書籍を出版してみました

いわゆるセルフパブリッシングというやつですよ。     何について書いたかというと、韓国のハロウィンで韓国人やアメリカ人の友達とはしゃいだ旅の話なんですが……恥ずかしいラブロマンスな話もあるので、この場では語れません。気になった方は読んでみてください。 といっても、当ブログのハロウィンネタをまとめて、何度も何度も編集を重ね、小説風に書いてみたものですが。 タイトル『オレと一緒にフュージョ […]

クレイジーハロウィン第13話 パクさんとの再会

    エイミーと別れて切なさが残る中、この3日間の思い出に浸りながら電車に乗っているうちに、いつのまにか初日に泊まったシンチョンにあるゲストハウスにたどり着いていた。 ふと我に返り、親しみのある友好的なゲストハウスのオーナーのパクさん思い出して、またここにお世話になるのも悪くない、と思い階段をのぼってフロントにいった。       「こんばんは、 […]

クレイジーハロウィン第11話 電車内でのオリンピック

    オレたちは電車に乗って帰路についた。日曜日の朝8時過ぎ。電車の中は、オレたち以外に2、3人の乗客がいるだけで、ほとんど空っぽで静かだった。朝の静かな電車の中に、普通のトーンで話すオレたちの声だけが響いていた。       「ねえ、みんなこれできる?」 まだ元気が余っているエイミーが、眠そうな顔をしているオレたちに声をかけた。2つのつり革をし […]

クレイジーハロウィン第8話 リアルゾンビ!?

    せっかく出会ったピッコロという仲間との別れはつらかったが、先へ進まねばならない。気持ちを切り替えて、新たなドラゴンボール仲間の発見に期待しよう。       途中、お酒が切れたので、コンビニによって、コスプレの人たちだらけのトイレの行列に並んで用をたし、ひとりひとりがビールやマッコリを調達して、再び通りに戻った。 行列の中を小さくまとまって […]

クレイジーハロウィン第7話 ベジータは人気者!?

    バーに入った瞬間に、オレは何か違和感を感じた。それが何なのか突き止めるために、周りを注意深く見渡してやっとのことで気がついた。ここはゲイバーであった。バーのお姉さんたちはみな、オネエだったのである。ヒゲの濃いオネエもいたりと、よく観察するとすぐにわかるものであった。 まさか、韓国で人生初のゲイバーを体験するとは思いもしなかったのである。     &n […]

クレイジーハロウィン第6話 ベジータ戦闘開始 in イテウォン

    オレたちは、ハロウィンに参加する前に夕食をとることにした。エイミーとの約束通り、エイミーの部屋に泊めてくれる代わりに夕食代はオレが払うことになった。 さっそくエイミーのお気に入りの居酒屋で少し飲みながら夕食を済ませた。       居酒屋から出ると、外はすっかり暗くなって肌寒い。韓国の秋は沖縄の真冬並みの寒さで、気温は10度強ほど。オレにと […]